今シーズンは、それぞれの背景や抱えている問題にフォーカスされてきている。
特筆すべきは、アレックス・カレフとミランダ・ベイリーではないだろうか。
アレックスは、前シーズンで、事故に遭い重傷を負った女性の再登場で心惹かれる自分を抑えようとせず、立場を超え、彼女と人生を歩もうとする。 けど、そこにあったのは、平穏な日々ではなかった。
彼女の事故の後遺症や、元々の性格の歪みが顕著になったとき、アレックスは想像を超えた行動をとる。それは、アレックスの母親との過去が、深く関係していた。
アレックスの、愛する者への愛おしみと慈しみ、現実との間で葛藤する姿は、見ているこちらも、胸が苦しくなる。
そしてベイリーは、部長がチーフレジデントにしなかった理由を知るところとなるが、納得いかずにいた。チーフとして認めてもらえなかったが、仕事ぶりや人望は変わらずにいた。
そんな中、やはりチーフに相応しいと認められるが、仕事に打ち込むあまりに、大切にしていたはずの家族と、修復不可能な亀裂を生じていることに気付かずにいた。
そして、それが明るみに出たとき、修復に努めようとするが、自分の置かれた状況下で、葛藤し苦悩することになる。
それぞれの抱える問題が中心の、内容の濃いシーズンになっています。