一つの店に対して2人の意見が正反対だったりするのだから、
所詮、味とは人それぞれだということを再確認した次第。
批評家2人にも一長一短あるようだ。
友里氏はかなり酒好きの辛党であり、味覚にかなり偏りがあるようだし、
オカザワ氏は高級店の経験・知識に乏しいB級グルメで、
本当の高級料理を評するには力不足に思える。
純粋に美食・高級料理の評論をするのであれば友里氏が上だろう。
高級店巡りにかかせない経済力と積み重ねた年季の点でオカザワ氏より上である。
大学を中退して海外を放浪し、
美食後進国アメリカに長く滞在していたというオカザワ氏の経歴を見ると、
高級料理や繊細な味を理解できるようには思えない。
友里氏に比べると実に平凡な味覚の持ち主のようだ。
しかし、ほとんどの読者は友里氏の真似はまず出来ないわけで、
そこそこの値段で美味しいものを探すオカザワ氏の方が、
自分の店選びの時には参考になるかもしれない。
何にせよ、味の世界が違う者同士がお互いに傷つけあって、
お互いに欠点を露呈したわけで、
今回のバトル本で得したことはないだろう。