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映画のカメラマンをやり、たまに映画監督もやり、何よりもまず長年にわたりロック・スターをやっているニール・ヤング。本作『グリーンデイル』は、彼が個人的に(バーナード・シェイキーという間抜けな偽名を使って)制作した、魅力的で奇妙に胸を打つ実験映画。ヤング自身の同名CDを基に、ある事件の余波を描く。ローテクな機材で撮影された映像は粒子が粗くて妙に明るく、デヴィッド・リンチ作品を思わせる夢幻的な雰囲気をかもし出す。ヤングがここで語るのは、グリーンという架空の一家の物語だ。彼らは、自分達の名前を持つ北カリフォルニアの町に住んでいる。家族代々、環境保護のプロにして反戦運動家というグリーン家は、マスコミの取材攻勢、ごう慢な企業、個人的な悲劇、そして悪魔(赤い服を着た踊る男として登場)により、窮地に追い詰められていく。結局、一家は現実に目覚め、家族の絆を新たなものにするのだ。セリフはなく、アルバム収録曲の歌詞が登場人物の言葉を代弁する。この手法により、『グリーンデイル』はミュージック・ビデオと幻想映画の特徴を合わせ持った、今までにない作品となっている。(Tom Keogh, Amazon)
内容(「キネマ旬報社」データベースより)
ニール・ヤングによる全体でひとつの物語となるアルバム「グリーンデイル」を映画化。架空の町を舞台に、ある少年による警官射殺事件をきっかけに起こる波紋を描く。「セリフ=歌詞」というミュージカル的な構成となっている。