内容紹介
光り輝く金貨に魅せられた男と貪欲に支配された妻
妥協や虚飾を許さないリアリズム完全主義 ◆サイレント映画(音楽付)
「中学生のとき学校の勉強などしておれなかった。
寝ても覚めても迫る衝撃を受け、留年させられかけた」(淀川長治)──黄金に魅せられた無免許歯科医マックの妻は極端なケチで貪欲(=グリード)、宝くじの賞金はもとより、
小銭も金貨に換えてため込み、夫の酒場通いも制限して収入を吸い上げる。
思いあまった男は妻を殺し、死の谷と呼ばれる砂漠に逃れて灼熱と渇きに死を待つ。
シュトロハイム監督のこだわりは9時間を越え、4回も編集されて物議をかもした。
原題「GREED」
原作:フランク・ノリス
脚本:エーリッヒ・フォン・シュトロハイム/ジューン・メイシス
撮影:ベン・レイノルズ/ウィリアム・ダニエルズ/アーネスト・シュードサック
1924年 アメリカ
内容(「キネマ旬報社」データベースより)
エーリッヒ・フォン・シュトロハイム監督が、人間の貪欲が招く破滅の物語を徹底したリアリズムで描き出した人間ドラマ。黄金に魅せられた無免許歯科医のマックは、極端にケチで貪欲に支配された妻を殺害してしまい…。“IVC BEST SELECTION”。