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グリーグ&シューマン:ピアノ協奏曲
 
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グリーグ&シューマン:ピアノ協奏曲

リヒテル(スビャトスラフ) CD
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バイオグラフィー

1915年ジミトル(現ウクライナ共和国)生まれ。両親はともにピアニストで、
父の手ほどきと独学でピアノを習得した。少年期に一家はオデッサに移転し、
リヒテルは初め同地の歌劇場の伴奏ピアニストを務め、コンサート・ピアニストとしての
正式なデビューは1934年。1937年にはモスクワ音楽院に入学して、ネイガウスに師事。
1940年にプロコフィエフのピアノ・ソナタ第6番の初演を行ってモスクワ・デビューを飾った。
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登録情報

  • 演奏: モンテ・カルロ国立歌劇場管弦楽団
  • 指揮: マタチッチ(ロヴロ・フォン)
  • 作曲: グリーグ, シューマン
  • CD (2007/11/21)
  • ディスク枚数: 1
  • レーベル: EMIミュージック・ジャパン
  • 収録時間: 59 分
  • ASIN: B000TLYFCO
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 音楽 - 41,068位 (音楽のベストセラーを見る)
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最も参考になったカスタマーレビュー
17 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By bek5150
形式:CD
 私が初めてピアの協奏曲を聞いたのが実はこの盤です。購入したきっかけは、
当時評論家としても活躍していた作曲家の諸井誠氏が、本の中で絶賛していたのが
きっかけでした。
 聴いてみて、絶賛している理由がよくわかりました。これほど雄大でしっとり
していて、迫力のある演奏は聴いたありませんでした。それ以降、リヒテルの演奏
を色々聞くようになったのは言うまでもありません。

 ただ今振り返ると、色々ボロは出てきます。
 グリーグは特にヤルヴィの活躍以降、様々なCDが出て、より知られるように
なったと思いますが、私はこの作曲家はより端正で(いい意味で)線が細かい音楽
を嗜好する人ではないかと思います。シューマンは、リヒテルと同じ旧ソ連出身の
ソフロニツキーで聞いてよく分かったのですが、非常に精細で移り気の激しい作曲家
だと思います(ソフロニツキーはその性格を巧く表現していると思います)。

 そう考えると、リヒテルのこの演奏はどうなの?という見解が生まれるのも仕方
ありません。事実、英グラモフォン誌では、管弦楽も含め「自己中心的な」「我々の
求めている曲の姿からはずれている」と散々です。確かにグリーグやシューマンの
ピアノ協奏曲を作曲者の立場に立ってみると、例えば、カーゾンやリパッティ
の方が色々な発見ができて面白いと思います。いわゆる「ファースト・チョイス」
の盤として、この盤はお薦めできないと思います。

 しかし、だからアウトと思うのはよくない考えだと思います。個人的な意見で
申しますと、確かにシューマンは聞いた当時から、違和感があってほとんど聞き
ませんでした。それはリヒテルがシューマンに合わないという訳でなく、シュー
マン特有の器楽的な管弦楽手法を巧く表現できていないオーケストラにも問題が
あると思います。ただグリーグの演奏に関して言えば、オーケストラにもう少し
精細さを求めたいと感じるものの、リヒテルの演奏はピアノの表現を限りなく追求
しており、非常に素晴らしいと思います。正直言って、ピアノの協奏曲で、これほど
ピアノでワクワクドキドキする演奏は他にはあまりないと思います。そのため
リヒテルのファンだけでなく、ピアノのファンであれば一度聴いても損はしない
と思います。多分、当時の自分同様、リヒテルの演奏にハマるでしょう。。。

 ちなみに、録音状態はボロボロですが、64年のキエフのライブは、この盤の演奏
よりリヒテルがブチ切れていてより堪能できると思います。オーケストラはミスも
あってあまり良くありませんが。。。
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By こういちろう VINE™ メンバー
形式:CD
リヒテルが、マタチッチ/モンテカルロ歌劇場オーケストラをバックに入れたアナログ盛期の録音ですが、私にとっては今でもこの2曲のファースト・チョイスでしょう。リヒテルのシューマンのこの曲のCDは他にも出ていますが、この盤がベストだと思います

(リパッティのモノラル盤が神格化されていますが、音質は別としても、総合的なバランスではどうでしょう?)。

伴奏がマタチッチ/モンテカルロであることに不安を感じる人があるかもしれませんが。その点は全く問題なし。やや地中海的明るさと透明さもある気もしますが、実にいい響きを効かせています。

リヒテルという演奏家は、巨匠的な技巧派という側面と、夢みるような内省的でポエジーな側面が両立していて、シューマンのピアノ曲の体質とフィットしていると思います。

シューマン弾きというとアルゲリッチも思い出しますが、「シューマンはショパンではないんだよ」と批判を受ける、過剰な奔放さに走る側面もあり、好き嫌いが別れるかと思います。

その点、このリヒテルの演奏は、スケールが大きいと同時に気品があり、安易に弾き崩すこともない。

シューマンのこの協奏曲は、彼の管弦楽曲で良く言われるオーケストレーションについて悪口を言われす、ピアノの技巧性が出しゃばり過ぎることなく、管弦楽と溶け合った一体となった響きで演奏されるのがベストという点に、このジャンルにおける固有の味わいがあると私は思うのですが、この演奏は、そのへんのバランスが非常にいいのです。

グリーグの方も、巨匠的協奏曲であるかに見えて、実は水彩画のような叙情性が両立しなとならないという固有の特性があると思いますが、その点でも見事な演奏だと思います。
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7 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By
形式:CD
リヒテルの豪快かつ繊細なピアノと、マタチッチの好サポートでこの曲のベスト盤です。
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