この作品は、主人公がヒロインと共に、散らばった魔法書を集めていくというお話。 魔法や召喚という要素を扱ったファンタジー物ですね。 ある日突然、主人公が非日常に足を突っ込んでしまい、危機的状況に陥りますが、この男はそこでヘタレません。責任感が強く、物事を最後まで諦めない心を持っています。熱い性格。 ヒロインはいわゆるツンデレ。正義感が強く真面目だが、子供っぽくて乱暴。二人とも好感が持てました。 戦闘は、召喚された魔人と共に召喚士が戦う、というスタイル。召喚士同士の戦いもあり、魔人を戦かわせつつ、それとは別に召喚士同士でも戦うのは良かった。 ひさびさにアタリだなと思えた一冊。読者をぐいと引き込む力強さがあります。不利な状況で懸命に戦い、叫ぶ熱い思い。これぞ燃え。 ただ召喚(魔人の能力など)について、大まかな設定・描写しかされていないのが残念。そのせいで戦闘描写についていけない部分がありました。次巻に期待します。 最後に、ラブコメのラブの部分は皆無です。買うときはそのつもりで。