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ただ、「昔ながらのファンタジー」だからといって「つまらない」と思うことはありません。むしろジョーンズの個性が生き生きと伝わってきて、ダークホルムよりもリズミカルに読めた感じがします。
舞台は「魔術大学」。そこはとんでもなく個性のきつーい先生方と生徒の個性を生かさない教育がある場所、、、、そこで前作からぐんと成長したエルダが魔法を学びます。腹を抱えて笑える出来事、ドタバタファンタジー、そして前作で登場したブレイドやキットの成長ぶりもうかがえ、おいしいの一言でしたv
ジョーンズファンなら読むべきでしょう!
ときどき笑ったりしながら読めました。今、読み返しているのですが、
それでもやっぱりおもしろいし。
魔法の大学が舞台ですが、学園ものというより、ファンタジーという
より、登場人物が暴れまわるドタバタものでしょうか。
この作者の本は、とにかく登場人物がいいです。全員が主人公という
かんじです。全員がはっきりした個性と好みと事情のもとで!好き勝手
しているのが、リアルで身近でかわいい。特に、このシリーズにでて
くるグリフィンたちは、最高です。前作の8年後という設定なので、
前作を読んで気に入っている人は、必見です。
まず、大魔術師ダークの娘エルダ、彼女はなんとグリフィン。そして逃亡してきたドワーフのラスキン。お次は、素性を明かさない美女オルガ。大学入学を知られると命を狙われると言うフェリム。皇帝の妹なのに元老院から疎まれているクラウディア。王子であるのに貧しい身のルーキン。6人とも大学入学を反対されており、ここにいることを秘密にしていた。なのに、大学は彼らの家に寄付を募る手紙を送ってしまった!刺客は来るは、食堂は占拠されるはで、彼らの大学生活は波乱万丈。この危機を乗り越えられるのか?
少なくとも7回は読み返しました。面白くて、読み終えた直後にまた読み直したくなり、続けて3度読んだりしました。次から次に起こる事件も突拍子もなくて好きですが、その合間にある6人の仲間意識・友情に心惹かれます。寮の部屋に入りきらないグリフィンも、背が低くて逞しいドワーフも、緑がかった肌の沼族も、そういう垣根を取っ払って普通に仲間として団結してる様に、温かいものを感じます。
魔法に対する考え方も、独特のもの。既成概念に捕らわれた頭の硬い教授連が、6人の魔法に目を白黒させて慌てる様は、既製品ファンタジーに収まりきらないこの本が、凝り固まった読者に泡を吹かる様子とも重なります。
1作目を読んでないと、理解しにくい箇所があるので前作を読んだ後にトライすることをお勧めします。スカッとする楽しい本です。
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