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グラーグ57〈上〉 (新潮文庫)
 
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グラーグ57〈上〉 (新潮文庫) [文庫]

トム・ロブ スミス , Tom Rob Smith , 田口 俊樹
5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (21件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

運命の対決から3年―。レオ・デミドフは念願のモスクワ殺人課を創設したものの、一向に心を開こうとしない養女ゾーヤに手を焼いている。折しも、フルシチョフは激烈なスターリン批判を展開。投獄されていた者たちは続々と釈放され、かつての捜査官や密告者を地獄へと送り込む。そして、その魔手が今、レオにも忍び寄る…。世界を震撼させた『チャイルド44』の続編、怒涛の登場。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

スミス,トム・ロブ
1979年、ロンドン生れ。英国人の父とスウェーデン人の母を持つ。2001年、ケンブリッジ大学英文学科を首席で卒業。在学当時から映画・TVドラマの脚本を手がける。処女小説『チャイルド44』は刊行1年前から世界的注目を浴びたのち、’08年度CWA賞最優秀スパイ・冒険・スリラー賞をはじめ数々の賞を受ける

田口 俊樹
1950年、奈良市生れ。早稲田大学卒業。訳書多数。著書もあり(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 382ページ
  • 出版社: 新潮社 (2009/8/28)
  • ISBN-10: 4102169334
  • ISBN-13: 978-4102169339
  • 発売日: 2009/8/28
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (21件のカスタマーレビュー)
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最も参考になったカスタマーレビュー
7 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
「チャイルド44」に続き、こちらもラストまで一気に読ませます。
人物の背景や人間関係については前作が前提なので、
読んでいない方はまずそちらから読むべきです。

本作は前作に比べ「謎」を多くの伏線から解き明かす、ということよりも、
一本の道順に従って物語が進んでいく、という印象です。
その意味では謎解き的なものをミステリーに求める向きには今ひとつかもしれません。
もっとも物語は前作に続きとても面白く、その点では期待は裏切らないでしょう。

ただ他の方が書かれているとおり、アクションシーンが非常に多く、
ちょっとやりすぎかなと思います。映像化に向いていそうです。

-以下ややネタバレです-

個人的にはアクションシーンにページを割くのであれば、
もう少しスターリン体制からフルシチョフ体制下での社会の変化、人々の実生活の変化
について掘り下げて欲しいところでした。
視点人物がソ連の人なので仕方ないですが、
ハンガリー動乱の下りについても、民衆や社会のリアルな機運が描けていると
よりよいものになったのではないかと思います。
このレビューは参考になりましたか?
By cher
形式:文庫
 前作「チャイルド44」の続編ですが、前作で明かりが見えたと思えた状況が、実は次なる闇の序奏であった、というカンジでしょうか。ラストまで明かりの見えない、ぎこちない贖罪と再生の物語です。

 下敷きにあるのは、フルシチョフによるスターリン独裁批判から、ハンガリー動乱まで。
 確固とした基盤を持たない現政権が、強力な旧政権を個人の狂乱とそれに引っ張られる形で進行した独裁と否定し、すべての責任を個人に塗りこめて体制の維持を図ろうとした結果、旧体制に与した人間は、その弾劾に怯え、旧体制で虐げられた人間は、これを機として復権・復讐をはかるというまさしく社会がひっくりかえる事件において、主人公の穏やかな贖罪は否定され、激烈な復讐の対象となり、そこからの脱出が筋です。
 前作同様、時代の状況を存分に使っています。特に自国内にもかかわらず、二重スパイのような状態の監獄の脱出劇などは緊迫の度が高いです。しかし、ここまで書いてしまうと、後半部のハンガリー動乱をベースとした救出劇が冗長のように思えます。
 が、ハンガリー動乱が旧政権側の人間が、急速な変化を拒みそのために画策したものというロジックはなかなかの大仕掛けではあります。

 なんにしてもこのシリーズは読んでいて重いですね。
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16 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
前作でレオが築きあげたものが、続編では次々と壊されていきます。想像をはるかに上まわる容赦のない展開には、ただただ脱帽。前作での“まとめ方”も見事だったのですが、本作の中盤へ向かっての“壊し方”もすごい。著者の実力を見せつけられたような気がします。

とにかく登場人物ひとりひとりの描き方がすばらしくて、どんな脇役も手を抜くことなく丁寧に描かれている。みんな時代の流れに翻弄されながら自分なりに生きる道をみつけて必死に生きていて、そんな人々の生きざまと死にざまに胸を打たれました。ひょっとしたら何よりもまず、時代の犠牲者たちの姿を描きたかったのかもしれない。そう思わせるほど、登場人物たちの姿をとおして著者の熱い思いが伝わってきました。

そしてなんと言っても、読者を楽しませることには決して手を抜いていない。前作ほど圧倒的ではないにしろ、読者をぐいぐい引っ張っていく牽引力は健在。最後まで一気に読ませます。で、読んだあとには怒濤の時代を登場人物たちと一緒に駆け抜けた確かな余韻が残ります。この余韻は前作以上かも。お勧めです。
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日本語タイトルもお洒落でセンスがいい。
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「チャイルド44」がおもしろかったので、期待して読み始めましたが、がっかりの一言です。
小説界にも一発屋っていますが、トム・ロブスミスもそうだったの?... 続きを読む
投稿日: 16か月前 投稿者: カーリュー
一気に読んじゃった
チャイルドから一気に読みました。
読まずにいられなくなるほどの緊張感。
テンポよく話がすすみ、とても面白いです。
投稿日: 17か月前 投稿者: ヒロボンタン
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この作家、恐るべし。。。
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投稿日: 2009/12/25 投稿者: ringmoo
今はただこの作家の書いた話がもっと読みたい
 前作ほど評判が芳しくないこともあり読む前はさほど期待しておりませんでした。... 続きを読む
投稿日: 2009/11/21 投稿者: わら
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