登録情報
|
|
あなたの意見や感想を教えてください:
|
||||||||||||||||||||||
|
最も参考になったカスタマーレビュー
6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
前作とやや趣が異なる,
By
レビュー対象商品: グラーグ57〈上〉 (新潮文庫) (文庫)
「チャイルド44」に続き、こちらもラストまで一気に読ませます。
人物の背景や人間関係については前作が前提なので、 読んでいない方はまずそちらから読むべきです。 本作は前作に比べ「謎」を多くの伏線から解き明かす、ということよりも、 一本の道順に従って物語が進んでいく、という印象です。 その意味では謎解き的なものをミステリーに求める向きには今ひとつかもしれません。 もっとも物語は前作に続きとても面白く、その点では期待は裏切らないでしょう。 ただ他の方が書かれているとおり、アクションシーンが非常に多く、 ちょっとやりすぎかなと思います。映像化に向いていそうです。 -以下ややネタバレです- 個人的にはアクションシーンにページを割くのであれば、 もう少しスターリン体制からフルシチョフ体制下での社会の変化、人々の実生活の変化 について掘り下げて欲しいところでした。 視点人物がソ連の人なので仕方ないですが、 ハンガリー動乱の下りについても、民衆や社会のリアルな機運が描けていると よりよいものになったのではないかと思います。
3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
息つく間もない展開,
By
レビュー対象商品: グラーグ57〈上〉 (新潮文庫) (文庫)
「グラーグ57」と言うのは、極寒の強制労働収容所です。
映像で見たら、きっとすごく迫力のある映像になるだろうなと思えるアクション・シーンの連続です。 下水道での追跡劇から強制労働収容所、そしてハンガリー動乱へと、息つく間もないような畳みかけるような展開です。 バックとしては、「スターリン体制」崩壊後、改革派と保守派の主導権争いから、国内だけに留まらず東欧の衛星国にまで動乱の広がった時代です。 そうした状況下で、考えられないような勢力同士の提携があり、それに翻弄される人たちがいます。 主人公のレオがやっと築いた「家族」も、養女ゾーヤの心をほぐすことが出来ず、そこを彼を怨むフラエラ(アニーシャ)に付け込まれ窮地に立ちます。 それもこれも彼のキャリアにおける旧悪に発端があります。 その旧悪を償うことが出来るのか?と言うのが、このシリーズを通しての大きなテーマでしょう。 ミステリー性は前作よりも劣るものの、そのアクション・人物造型など、文句なしに楽しめる作品です。
5つ星のうち 5.0
素晴らしいとしか言いようがありません,
By リナ - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: グラーグ57〈上〉 (新潮文庫) (文庫)
文章は読みやすくて表紙も
日本語タイトルもお洒落でセンスがいい。 序盤の映像化し辛いトリックにまず唸り、 怒涛のストーリー展開に一気読みしました。 21世紀のエンタメとしてジェンダー観も素晴しいと思います。 敵対する犯罪者集団の女性リーダー、 フラエラも逞しく鮮烈でした。
あなたの意見や感想を教えてください: 自分のレビューを作成する
|
最近のカスタマーレビュー |
|
この商品のクチコミ一覧
クチコミを検索
|
関連するクチコミ一覧
|
|
|
|