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4 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
過去からの現在,
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レビュー対象商品: グラモフォン・フィルム・タイプライター〈上〉 (ちくま学芸文庫) (文庫)
原著は1984年刊とのことだが、その時点でデジタル・メディアが文字、画像、音響、映像等々のあらゆる記録を一元的に再現可能な 時間として扱ってしまうと喝破しており、現在でこそ理解可能な言 説だが、当時は意味不明であったことだろう。(QuickTimeもな かったしね)日本語では文字の自動書字化は欧米より100年遅れた ことになるわけ(84年といえばやっとワープロが一般化し始める頃 だ)で、その点でも感覚的に理解がやっと追いついたというところ か。写真の発明に対する評価の低さは不当ではないかと思うが、タ イプライターを巡るニーチェの苦労やカフカの手紙など、トリビア としても楽しめよう。ただ、ピンク・フロイドの「ここにいれば」 と訳されてるのは「あなたがここにいてほしい」だろうな。
26 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0
訳書も原書もいまひとつ、いやいまふたつ,
By そいと (下北沢) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: グラモフォン・フィルム・タイプライター〈上〉 (ちくま学芸文庫) (文庫)
親本の方しか読んでないから、今回の文庫本化にあたって、誤訳や不適切な翻訳が訂正されたかどうか確認していないんだけど、とにかくもともと翻訳がまずかった。そのうえ原書じたい、それほど面白い指摘がないわりに、妙に分厚い本なのだ。特にジョイス論や映画論あたりは、どうしようもなく二番煎じの内容で、こんなものがメディア論ブームで売れるのだから、ブームというのは面白い。
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