Craft ROBOを6〜7年ほど使用しているユーザーです。毎年年賀状用に数百枚づつ細かい細工の厚紙をカットするのに使用していますが、カッターの切れ味は皆さんが書いていらっしゃるほど早く劣化していません。カッターの切れ味は、刃の出しすぎ、カット圧力のかけすぎ等によって劣化が早まりますので、これらを調整すると刃の切れ味を長く維持できます。
また切れ味が悪くなってきたら、カットスピードを遅くしてやると細かい所も切れので、刃を交換するタイミングが遅らせられます。
試行錯誤した結果以下の使い方をしていますが、厚紙(市販のプリンター用厚紙印刷用紙0.22mm〜0.23mm厚)でも60枚(線が多い場合)〜90枚(線が少ない場合)程度一つの刃でカットできています。
1. カッター台紙に厚紙(0.15mm〜0.2mm厚程度)を貼る。カッターのリングを一つまたは二つ追加して調整する。
深く切って固いカッター台紙をカッターが削らないようにして刃を傷めないようにする。また厚紙をはってそのうえに3Mの貼ってはがせるスプレー糊をかけることでカットする紙と台紙の間の粘着度を調整する。(カットした紙の裏がべたべたしすぎると困ることが多い)
(カッター台紙に紙を貼るのは推奨されている本来の使い方ではありませんが長持ちさせるには有効です。)
2. カッターの刃先を出しすぎない。刃先に圧力をかけすぎない。付属ソフトで調整できるので、適切な圧力を設定する。圧力が高すぎるとよく切れるが、深く切れすぎて台紙や下の台まで削ってしまうのでカッターの刃を早く劣化させる。
3. 何十枚もカットすると刃先は劣化するので、カッターにかける圧力を少しづつ高める。カットする速度をすこしづつ遅くしてやることで、細かい部分が切れなくなることを補う。
4. 部分的にある角度の線や、鋭角に折れ曲がる線が切れにくい箇所がある場合は、カット線を追加してそこだけ2回カットするようにする。
5. 最大圧力にしてスピードを遅くしても(10段階の4〜5)紙が切れない部分が多くなってくると、刃を交換した方が良い。
6. 全体が切れにくい場合は、ソフトの設定で全ての線を2回カットするようにもセットできる。しかし、切れ味が悪い刃で2回切ると紙の切り口がけばだつのと、カットの時間が倍かかってしまうので、2回カットするようにはしない。(刃先の切れ味が悪いという理由ではなく、もともと厚い紙を二回でカットする必要がある場合は別)
使う紙、シート等の種類ごとの適切な設定がわかると、刃の切れ味が長くもつつようになります。
以上、ご参考になればと思います。