基幹業務のSEが初めて設計もしくは開発に当たって引っかかるのが「会計」だと思います。
1990年代後半になって"ERP"が我が国で導入された頃から、SE向けの会計知識習得本が出て
来た様に思います。それぞれはとても良書なのですが、"ERP"という「出来上がったパッケ
ージ」の世界観ありきで書かれている様に思います。
その意味では、本書は、確かに「"ERP"を多少意識して書かれている」ものの、さらに一歩
踏み込み、「データベース(データ構造のあり方)の設計」の観点から書かれており、かつ
会計の専門家として最低限具備すべき知識が、最新の動向も含めて書かれています。
そのため、基幹業務担当のSE(ERP導入、カスタム開発如何に関わらず)で「会計の知識を
身につける必要のある人」はもちろんの事、会計システムの導入・開発に初めて参画
される経理担当者の方にも大変役立つと思います。