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グラスホッパー 角川文庫 [Kindle版]

伊坂 幸太郎
5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (209件のカスタマーレビュー)

紙の本の価格: ¥ 637
Kindle 価格: ¥ 438
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商品の説明

内容紹介

「復讐を横取りされた。嘘?」元教師の鈴木は、妻を殺した男が車に轢かれる瞬間を目撃する。どうやら「押し屋」と呼ばれる殺し屋の仕業らしい。鈴木は正体を探るため、彼の後を追う。一方、自殺専門の殺し屋・鯨、ナイフ使いの若者・蝉も「押し屋」を追い始める。それぞれの思惑のもとに――「鈴木」「鯨」「蝉」、三人の思いが交錯するとき、物語は唸りをあげて動き出す。疾走感溢れる筆致で綴られた、分類不能の「殺し屋」小説!

著者からのコメント

押し屋という職業の男が出てきます。地下鉄の線路や交差点の車道に、相手を突き飛ばして、殺害するのが仕事です。鯨、と呼ばれる男がいます。相手を自殺させるのを仕事にしています。蝉という若者も登場します。彼は、ナイフを使い、依頼された相手を殺すのです。さらに鈴木という名前の男も出てきますが、彼は殺し屋ではありません。訳があって、この殺し屋たちの戦いに巻き込まれてしまいますが、彼の武器は、今は亡き妻との思い出だけだったりします。
 いつもの僕の小説に比べると物騒な感じのお話になりました。
 喜劇なのか悲劇なのか、オフビートなのかサスペンスなのか、ハードボイルドやアクション小説とも、ミステリーとも普通小説とも言いづらい、不思議な小説になったと思うのですが、読んだ方が面白がってくださることを今は祈るばかりです。

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カスタマーレビュー

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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 キャラがいい 2014/10/27
投稿者 かぐや
形式:文庫
妻を殺された鈴木が復讐するために例の犯罪組織に潜入し、計画を進めるものの復讐相手を横取りされてしまう。
そして他の殺し屋たちに巻き込まれてしまうお話。

相変わらず物語の導入は素晴らしい。すぐ没入させられ夢中になる。
キャッチーなキャラも多く、感情移入できるかどうかは別として、魅力はあるのではないかと思う。
キャラ立てに関しては安定している。いつもの伊坂作品といったところだ。

伏線の張り方は見事と言えるが、今作品ではややインパクトに欠ける仕上がりとなっている。
伏線もたくさん張られるのだが、中盤でだいたいの真相がわかってしまうのだ。
アヒルと鴨のときほどのインパクトはまったくなかった。
しかしアヒルと鴨は中盤のダラダラが非常に退屈だったのに比べ、今作品は中盤もそれなりに楽しめる出来になっている。
逆に、最後のすっきり感は微妙な感じだ。

以下、ネタバレを軽く含む。

中盤で展開が読めるので、途端にストーリーが引き伸ばしに感じてしまったのも確かだ。
女、子供、電話、住所。
この単語でストーリーが丸わかり。もしこれで読者を騙せたと思うのなら、伊坂さんの腕は落ちたなと思うし、伊坂さんはまだまだこんなもんじゃないだろうと
... 続きを読む ›
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投稿者
形式:文庫
元教師の主人公・鈴木は、妻を殺した男が車に轢かれる瞬間を目撃する。
「押し屋」という殺し屋の犯行と分かると、鈴木は「押し屋」を追う。
一方、自殺専門殺し屋・鯨、ナイフ使い・蝉も「押し屋」を探し始める。
それぞれ思惑は交差し、物語は唸り声をあげて動き出す「殺し屋」小説。

著者:伊坂幸太郎(『死神の精度』で第57回日本推理作家協会賞受賞)

怖いけれど(そこまでグロテスクではないが)先々読みたくなってしまう系の真骨頂が味わえる、そしていつも通り伏線が最高に格好いい。

最後は、槿一家にきっと度肝を抜かれて、呆気にとられることだろう。
伊坂幸太郎作品で自分が一番好きな作品で、これぞ「手に汗握る」作品。

───「どんな動物でも密集して暮らしていけば、種類が変わっていく。黒くなり、慌ただしくなり、凶暴になる。気がつけば飛びバッタ、だ」(槿、p.159)

2014/08(12/116)★4.3
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4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 再読の価値ありの逸品 2014/5/22
投稿者 トップ1000レビュアー VINE メンバー
形式:文庫
私が、本作品の著者の存在を知ったのは、2004年12月の「このミステリーがすごい!」(宝島社)で、国内編第2位に「アヒルと鴨のコインロッカー」がランキングされているのを目にしたことから。
同作品を読んで、その面白さに舌を巻きました。
早いもので、あれからもうすぐ10年も経つのですね。

その後、何冊か、著者の作品を読みましたが、同じ2004年に発表された本作品は、2007年の文庫化にあたって読んだ作品。

「これだけ個体と個体が接近して、生活する動物は珍しいね。人間というのは、哺乳類じゃなくて、むしろ虫に近いんだよ」
──作品の冒頭、主人公の鈴木は学生時代の教授の言葉を回想します。
さらに、鈴木は「ペンギンが密集して生活しているのを、写真で見たことがあります。ペンギンも虫ですか」と質問し、教授に叱責されたことも…。

本作品は、「殺し屋」が中心に活躍するお話。
そんな作品の冒頭が、上述の回想シーン──とても、不思議な世界だと思いませんか?
残虐なシーンの多いお話なのに、このユーモア感が溢れる著者独特の作品世界が広がっていきます。

今回、本作品を再読したのは、続編と言われる「マリアビートル」を読みたくなったからで、それなら、ちょっとおさらいして
... 続きを読む ›
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5つ星のうち 5.0 凶暴な飛びバッタ 2014/3/29
投稿者 hidetk
形式:Kindle版|Amazonで購入
世の中の大半の不幸は、誰かがたかをくくっていたことが
原因なのだ。
文中のこの言葉を聞いて、ゾッとしたというかはっとした。
まさしくその通りなのだと。
確かに防ぎきれない不幸もあるが、お互いがそれなりの注意を
していれば防げた不幸が多いのではないか。
タカをくくる恐ろしさをグラスホッパーは教えてくれた気がする。

また、集団の中で凶暴化するバッタのように
人間も増え過ぎた集団の中で、凶暴化した一部の人間が
問題をおこしている。
その一部の人間にいつ誰がなってもおかしくない世の中に
なっていることを頭に入れておこう。
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最近のカスタマーレビュー
5つ星のうち 4.0 『殺し屋たちによるエンターテイメント』
亡き妻の復讐を果たすべく、裏業界に潜入しその機会を待つ「鈴木」。
いよいよ敵(かたき)と対面か、といった矢先に起きた事故。... 続きを読む
投稿日: 3日前 投稿者: かまど
5つ星のうち 5.0 漫画にもつながっています。
魔王、Waltzといった漫画があります。
魔王は、私の好きな漫画家さんが伊坂幸太郎さんの小説を元に描いた漫画です... 続きを読む
投稿日: 2か月前 投稿者: Amazon カスタマー
5つ星のうち 4.0 心の強さ、弱さ、そして残酷さ・・・
ちょっと過激な部分もあるが、全体的に読みやすくかつ面白い。人を信じる心について改めて考えさせられる。
投稿日: 3か月前 投稿者: 渋谷 勉
5つ星のうち 4.0 そうきたか。
非合法な薬物や臓器売買に携わるとされている会社、ナイフを巧みに扱う殺し屋に自殺専門の殺し屋、押し屋に劇団と裏稼業のオンパレードです。... 続きを読む
投稿日: 4か月前 投稿者: Mt.C
5つ星のうち 1.0 最低
私も今まで色々なジャンルの本を読んで来たが、この本ばかりは何を言わんとしているのかサッパリ分かりません、最後まで読む気に慣れず途中で読むのを止めてしまいました。今... 続きを読む
投稿日: 5か月前 投稿者: 折戸常和
5つ星のうち 3.0 盛り下がって終わる感じ
すーっと話に入り込める書き出しは、流石売れている作家ならでは、と言う感じ。そしてそれがそのまま続き、最後まで飽きる事無く読み終えたと言う点では、及第点の作品だと思... 続きを読む
投稿日: 6か月前 投稿者: 中野守龍
5つ星のうち 3.0 娘用
娘が読書感想文用に欲しいというので、購入しました。
その後は、聞いてないので分かりません。
投稿日: 7か月前 投稿者: kisutsuri
5つ星のうち 2.0 すぐに送ってきました
想像より状態は良好でありませんでしたが、読むぶんに支障はないので納得しています。
投稿日: 7か月前 投稿者: micca
5つ星のうち 3.0 殺し屋たちのストーリー・・
妻を殺された元教師の視点で描かれる、
殺し屋たちのストーリー。

共感は出来ないが、新機軸の内容。... 続きを読む
投稿日: 8か月前 投稿者: ヨッシー
5つ星のうち 5.0 何度でも読みたい良い作品
伊坂幸太郎が本書で一番伝えたい事は、押し屋が飛びバッタについて語っている所だろう。ただでさえ頭が悪い人間が集団で居ることにより、思考が停止し狂暴化する。続きを読む
投稿日: 9か月前 投稿者: 名無し
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