この著者の本はわかりやすい。しかし、グラウンデッド・セオリー・アプローチを本だけで理解・実践するのはとても難しいというのが私の本音である。たぶん、この著者のものだけでなく、他の著者のグラウンデッド・セオリー・アプローチの本を読まれた方も、直接指導してほしいと思っているのではないだろうか。
この著者は新しい方法を考えたようだ。ワークブック+ブログで質問を受けるというやり方である。この方法だと、読者はワークブックを購入し、無料で指導を受けることができるようなものである。
グラウンデッド・セオリー・アプローチは問題解決アプローチである。理論的飽和に至るまで、データを収集し分析するということを繰り返していく。そのような質的とはいえ科学的ともいえる研究方法には、石川遼が素振りを1000回やるように何度もワークブックで練習することが、データ分析能力をアップさせることにつながるであろう。