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グッドラックららばい (講談社文庫)
 
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グッドラックららばい (講談社文庫) [文庫]

平 安寿子
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (18件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

バラバラだって大丈夫。家族は他人の始まりだから。
モラルと常識を笑い飛ばす、書下ろしネオ・ファミリー・ロマン

プチ家出から何年も戻ってこない母
ダメ男に貢ぐのが趣味の姉
まあ、いいじゃないかと様子見の父
立身出世に猛進する妹

人の迷惑顧みず、自分のことだけ考える、タフな一家がここにいる。
--このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)

プチ家出から何年も戻らない母、いいじゃないか、と言う“文鎮”こと父、ダメ男に貢いで飄々と生きる姉、そんな家族にいらだち、上昇志向を実現しようと邁進する妹…。他人の迷惑顧みず、「自分の気持ち」に素直に生きるタフな4人がここにいる。けちなモラルや常識なんて笑い飛ばす、新しい家族の物語。

登録情報

  • 文庫: 576ページ
  • 出版社: 講談社 (2005/6/15)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4062751062
  • ISBN-13: 978-4062751063
  • 発売日: 2005/6/15
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.8 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (18件のカスタマーレビュー)
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8 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By シロフォン トップ1000レビュアー
形式:文庫
小説に2種類あるとします。大事を小さく書く小説と、小事を大きく書く小説。本書は前者です。父と二人の娘を残し片岡家の母が突然家出、20年も帰って来ないのです。なのにこのサバサバとした書きっぷりは何なのでしょう。呆気にとられながら読むうち、著者は確信犯だと気づきます。言いたいことが明確にあって敢えてそうしているのです。

残された家族。初めは驚き戸惑います。しかしその反応も自己中心的で、それぞれの勝手な解釈で処理されていきます。一体この母どうして家出を?と彼女の10年分の生活を描く章を読んでみれば、「何でこの人こんなに悩んでないの?」とこれまた呆然。旅芸人一座について行き、なりゆきで旅館のおかみをやり、なりゆきで左官屋のベビーシッターを・・・その間の家族との交信は、貯金とたまの電話。「家に帰るのは、疲れてからでいい。家はそのためにあるのだから」

母に限らず、片岡家は生理的に動く人の集まりのようです。セックス第一主義の姉。上昇志向と支配欲で邁進する妹。「文鎮」とあだ名される父が一見堅実な人を思わせますが、たまたま規律に則った生活が大好きなだけ。この人も生理に従って生きる人です。そして20年後、母が帰ってきて前日の続きのようにそこにいるのです。姉は思うのでした。「どこにいようと、この人は積子(姉)の母で、積子はこの人の娘だ。そして、それぞれの方法で生きているのだ。それだけのことだ」 それこそ生理的に、家族とて「生きていくのは、一人だもの」とわかっている片岡家であり、それが著者の語りたいことなのだと思います。

彼らを見習えば、瑣末事から解放されすっきりきっぱりと生きることができるかも? でも小心者がいきなり真似をすると怪我しそうですから、慎重に少しずつ試してみます。解説は山田詠美さんです。
このレビューは参考になりましたか?
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
ヘンテコ家族 2006/5/14
By
形式:文庫
なんかウチの家族と似てるかも・・・・。

ほんとうに片岡さん家はヘンだ。

超ポジテェブお母さん。ひょっこり10年以上も家出してるんだから

ポジティブ云々じゃないとは思うけど。とりあえず強烈。

せこーーーーーい父。貯金大好き人間。大好きすぎて子どもの名前は

積立貯金からとって積子と立子。あたしが子どもなら怒る。

そんで、そんな細かいことなんにも気にしないケ・セラセラ人間

姉・積子。マイペースというか・・・・へらへらーふらふらーしてる。

ちなみになんか私は積子が好き。

そんでトラブルメーカー妹・立子。

家族のなかでも一番インパクトのある存在。

自分大好きで、自分のための努力は惜しまず。keep trying な女。

でも自己陶酔型で被害妄想。救えないタイプ。

やっぱりウチの家族には似てないやー

こんなヘンテコ家族の波乱万丈な日常・・・・のような、特に変わった

事もない淡々とした日常のような・・・・。

どっちだと思うかは読み手次第。

でも、片岡家の人は自分たちを波乱万丈だなんて思ってはいない。

だってそれが片岡家にとって普通だから。

というか、自分のことで精一杯。うーーーん痛快です。
このレビューは参考になりましたか?
8 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By くわもちじんぺい トップ1000レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫
 ふらっと家を出たまま10年以上帰らない鷹子お母さんが豪快。上昇志向の塊の立子と、無責任なセックス中毒の積子というのも、小説の素材として面白いキャラクター。「積み立て」から名前をつけた信也お父さんのケチで小心ぶりも、独特。

 一つ一つの話がとても面白い。でも、鷹子お母さんの章が一番かな。ただ全体としてみると、どうにも話がまとまらない。「でもなんとなく家族」では、無理がある。ちょっと散漫に成ってしまって、不思議な家族のよもやま話になってしまっている。
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最近のカスタマーレビュー
なんだこの迫力?迫力なんてどこにもないのに?
いやいや、面白かった。

登場人物がもう、これでもかこれでもかのクセのある人たちなんだけど、... 続きを読む
投稿日: 11か月前 投稿者: pampino
グッドラックららばい
なぜかどんどん引き込まれた。
バラバラだけどなぜかちゃんと繋がっている。
家族ってこんなもんなんじゃないかな。... 続きを読む
投稿日: 2009/1/25 投稿者: xx
現実離れしていると思う。
平安寿子さんの作品で初めて読みました。
ん〜、なんかすっきりこない。... 続きを読む
投稿日: 2007/11/16 投稿者: あきぴー@武蔵国
不思議な爽快感
登場人物ひとりひとりの「自分のために生きる様」を読んで、爽快な気持ちになれた。

妻は家出を楽しみ何年も帰ってこない。... 続きを読む
投稿日: 2006/8/8 投稿者: サボテン
すっきり
うん。いろんな部分で納得させられた。... 続きを読む
投稿日: 2006/6/23 投稿者: n
片岡家20年物語なのに、自分も家族みたいな気持ちになる本
1983年から20年間片岡家で母鷹子は、連絡済家出のまま帰宅してない。... 続きを読む
投稿日: 2006/6/7 投稿者: naonao-703
この作家。なかなかやる。
平安寿子さんはこの作品で初めて読みました。
この作品はある家族の20年の軌跡です。... 続きを読む
投稿日: 2006/5/22 投稿者: プリュイ
バラバラ
まさにバラバラ。

家族の個性がバラバラ。

そして自己主張が強い。... 続きを読む
投稿日: 2006/2/18 投稿者: ピエール
ちょっと壊れた家族小説
母親は突然家出しますし、姉はだらしなさすぎ。
妹は金のことしか考えてないし、父親は知らんぷり。

壊れた家族だと思うのですが、... 続きを読む

投稿日: 2005/10/22 投稿者: Xe
家族のカタチ
さばさばとした文体から
家族に起こった「不幸」やらコトの顛末や細かいエピソードを
「痛快」に描ききっていて、... 続きを読む
投稿日: 2005/9/28 投稿者: cano37
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