ベトナム戦争。1954〜75年の約20年間にわたった、アメリカに対するベトナムの民族解放の戦い。
アメリカ大統領もジョンソンからニクソンに変わっていくが、戦争は泥沼化していく。
そんな中、戦いの場所に一人のすっとぼけたDJクロンナウアーがサイゴンに降り立つ。
彼の底抜けに明るい放送は、戦場で戦うアメリカの若者に共感を呼び、あっという間に人気者になっていく。
わたしは、この映画を見ていくつか感じたことがありました。
一つは、どんどんベトナムに送り込まれる軍のトラックに囲まれ動けなくなったDJ。 彼が軍の若者にせがまれ、DJ口調で語りかけたアメリカの若者たちは、
本当に純粋な明るいアメリカ人で、アメリカのあちこちから集められてきたふつーうの若者であったこと。
そして、サイゴンの町のバーでテロで殺される若者も普通のアメリカ人であったこと。
二つ目は、英会話教室で少しとぼけた老人にDJが
「あんたがぼろぼろにされ殺されかかったら、あんたは、どうするんだ」と聞くと、「静かに死んでいく」と答えたこと。 (”アメリカが入り込んでベトナムに進軍していく状態とベトナム人のこころ” そんな風にもとれました。)
そして、友人がベトコンであったと知り彼に自分の行った行為について問い詰めると、「親を殺され、兄弟を殺され、そして隣人を殺されているんだ」と叫ぶ友人。
(これは当時のベトナムの若者の象徴)
最後に、友人の妹と別れの挨拶をした時に彼女が
「私たちは一緒に暮らすことはできない」「生活が違う」「けれどあなたはいい人」といって握手するシーン。
ベトナムを去る時、米兵とベトナム人が、果物を投げ合ってソフトボールをするシーン。 戦争ではなく本当にそんなゲームだったらよかったのに・・・
サッチモの曲が静かに流れ、画面はベトコンを追い詰めていくシーン。
などなど見どころ満載です。
この映画もロビン・ウイリアムズの傑作映画の1つと思いました。
見終わった後、あなたの心にはきっと何かが残るものと思います。
わたしは、仕事でそんなベトナムに2年ほど行く予定です。 ホーチンミンの町ハノイ。
そんなベトナム・そして今のベトナムをいろいろ見てきたいと思います。 ^^