アメリカ映画協会(AFI)2007年のall time best 92位
レイジング・ブル(4位)、タクシー・ドライバー(52位)など
いわゆる「カッコイイ映画」を作るマーティン・スコセッシ監督作品。
スコセッシ監督&デ・ニーロ主演でall time bestに3作品も送り込んでいる。
他にはジョン・ヒューストン監督&ボガード主演でも3作品ランクインがある。
こちらは主人公のパターンが全部違っているが、こちらの3作品は
暴力・主人公の苦悩という共通したテーマがある。
スコセッシ監督作品は暴力描写が多く、また勧善懲悪ものではないので
そういった描写への爽快感はなく、見終わった後に重圧感を伴う。
ハリウッド映画なのに、見ると疲れる監督の一人。
その分、深く考えるテーマが常にある。
wikipediaの表現を借りると
"腐敗した矛盾に満ちた現実のなかでいかに人間としての倫理と善良さを実践できるか、それがしばしば不可能であることの苦悩を追求する映画が多い。また、そのなかでは人間の人間に対する無理解と不寛容の直接的表現として、リアルな暴力描写が重要な位置を占める。"とのこと。
この作品も単純な爽快感を感じる作品ではない。
頂点にはなれない、くすぶっているリアルなマフィアを描いている。