19世紀末、ウィーンで台頭した世紀末芸術になぜか魅かれてしまいます。グスタフ・クリムトは、その中でもとても好きな画家の一人です。
日本画を意識した金箔やモチーフの使い方も素敵ですが、有無を言わせない強烈な官能を感じさせる人物の表情や、表されるシチュエーションにすっかり魅了されてしまいました。
様式を美しく利用しながら、そこを飛び出して主張してくるモチーフの人物たちの強烈な魅力。物語性。ほとばしる感情。
ミステリアスな世界の前にたたずんでいると、時を忘れてその世界に同化し引きずり込まれる感じがします。本当に大好きな画家です。
展覧会の際、公式の図録でなく、こちらの書籍を購入しました。図版も多いですし印刷も美しく、クリムトが生きた時代背景や彼の伝記的な部分、個々の絵画に関する解説などわかり易く書かれています。