あまり注目されていなかった映画ですが、隠れた名作だと思います。
TVでもちょこっとしか取り上げられていなかったので、認知度こそあまり無いですが、
是非、見た事の無い人は見るべき作品だと思います。
特に、TVのニュースで「テロが起きて何百人が死んだ」という事に対して、何も思わない人、
毎日を当たり前に生きている日本人こそ、見て欲しい映画だと思います。
アシフとその仲間達は結婚式に出席する為にパキスタンへと向かいます。
パキスタンに着き、アフガニスタンのおかれている深刻な状況を知り、「自分達が役に立てるなら・・・」と思い、
ボランティア活動に参加しようと、アフガニスタンに向かいます。
しかし、アフガニスタンに着いたのもつかの間、彼等は捕らえられ、
アメリカ軍人が管理するグアンタナモ基地へと送られます・・・。
これは全て事実であり、捕らえられたアシフや友達本人も映画の中に登場します。
彼等がアメリカ軍人に受けた人間とは思えない扱い、耐えかねる拷問、覚えの無いでっちあげの尋問・・・。
見ていてとても辛くなりますが、あくまでもこれは映画です。実際はもっとひどかったのでしょう。
そして今も、このような状態が続いているという現実になんとも言えない気持ちになりました。
アシフやアシフの友達は、捕らえられた時点ではまだ19〜23歳の青年だったと言う悲しい現実。
拘束されていた期間は3年、とても長い期間です。とても楽しい時期を、
身に覚えの無い罪によって奪われたのかと思うと悲しくなります。
しかし彼等は、釈放された今も生きています。
映画の中で、アシフ達は「拘束されてからは毎日を考えて生きるようになった。
当たり前のように生きていた自分はもういない。僕達は前に進むしか無いんだ」と語ります。
自分がもし、彼等のような立場に立たされたらどうするでしょうか。