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4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
フィリップ・K・ディック、万歳!!,
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レビュー対象商品: クローン [DVD] (DVD)
『12モンキーズ』に続き、マデリーン・ストウがつらく悲しい役どころをこなしてます。『セル』とは打って変わった役どころで、ヴィンセント・ドノフリオが達者な演技を見せてくれています。救いのない暗い結末ですが、偽善的なハッピー・エンドの『トータル・リコール』よりも『ブレードランナー』を選ぶ人には、かえってこの方がディックらしくていいと思うでは...。
11 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
「マイノリティ・リポート」がいまいち納得いかなかった人にいいかも,
By alison (グルメ & 温泉天国♪九州) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: クローン [DVD] (DVD)
同じフィリップ K. ディック原作で公開日も近かったことから、米国では対比させることが多い「マイノリティ・リポート」。両者は色々な意味で好対照。「マイノリティ」は最新技術のCG、派手なアクション、スピルバーグとT. クルーズの組み合わせと話題性・ヴィジュアル的には華々しいけれど、その反面時代背景・人物描写や伏線が弱く、ラストは早い段階で予想がつくので拍子抜けという声もちらほら。「クローン」はその反対で、CGや未来の描き方では目新しさは無く、監督や俳優陣も地味だけれども、心理描写が丁寧で伏線もうまい具合にちらっちらっと挿まれていて、ラストはあっと驚くようなものであると共に色々なことを見る側に訴える内容となっている。ほんの数分前までは、長期に渡る戦時下(地球が劣勢)に地球防衛に尽力するトップレベルの科学者として世間から尊敬の眼差しを集め、信頼を得ていたスペンサーが、人間爆弾であるという容疑をかけられた途端、同僚には手の平を返したように見捨てられ、地球保安局のハサウェーにはheではなくit(「スペンサー」という人物ではなく「人間爆弾」というモノ扱い)と呼ばれる存在になってしまう。その現実に直面したスペンサーの深い絶望と孤独。そして夫のことばかりでなく、自分自身の判断力にも疑念を抱かざるをえず、葛藤に苦しむマヤ。総ての描写や流れは自然で、俳優陣の演技にも説得力がある。加えて、偶然スペンサーと出会い、数時間を共にすることとなるケールの存在も面白い。彼はスペンサーに関する事前知識が無く、過去の偉業についても肩書きから想像する程度。ケールが持つスペンサーの人物感は、一緒に過ごした数時間のみで培われたもので、その点観客側と立場が似ている。そのため、ケールのスペンサーへのセリフは、見ている側の気持ちを代弁するものが多い。このような人間模様や人物設定があるからこそ、ラストが一層インパクトを増す。 米国での批評を読むと、登場する小物や都市のデザインがどこかで見たようなものばかりな上アクションもほとんど無いということでけなされていることが多いけど、この作品には、そういうストーリーから目を逸らさせるような華美な演出は無用だと思う。 ところで、DVDのパッケージには特に記載は無いのだけれど見覚えのないシーンがいくつかあった。例えばオープニング。記憶ではスペンサーとマヤが愛し合う場面だったけど、DVDではまずスペンサーの身の上話があって、その後2人のシーンだった。劇場で見てからDVDで再度見るまで2年のブランクがあったので、単なる記憶間違いかもしれないけれど、ご参考までに。
2 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
トラウーマになりますが何か?,
By 俊也 (神奈川県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: クローン [DVD] (DVD)
公開当時と最近DVDで見ました。地味で暗いところがいいんです。ハリウッドのアクションものとは一線を画しています。ストーリーは面白い。爆弾を取り出すとことラストはトラウマになります。子どもには見せたくないねー。現代においても、情報をはじめとして芸術作品などの総デジタル化の衝撃を少なからず受けていますが、タンパク質などあらゆる分子組成のすべてがクローニングされる時代がいつかはやってくるでしょう。この映画の設定は2050年ですが、21世紀中盤にかけて、宗教と魂の時代が加速する様が目に浮かびます。あーこえーよ。 まったく別の視点からですが、皆さん書いてるように、マデリーン好きにもお勧めです。
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