筆者自身はまったく肩は凝らないが、家族に肩凝りが多くて、もう何十年も人の肩を揉んでいる。指圧やマッサージの本もたくさん読んだが、なかなかツボの位置は分かりにくいものだ。その点、本書は骨格透視図つきのイラストと、実写の両方を使ってツボの位置を示していて、よく工夫されている。また、症状別に整理されているので、具合の悪い時にさっと取り出して使うのにも便利がよい。
ツボは胃痙攣を止めるなど劇的な即効性を示すものもあるが、たいていは続けているうちにじっくり効いてくるものだという気がする。基本的には自分でツボを押すための本なので、これから寒くなる季節、手指などを押して血行を良くし、健康維持に努めたいと思う。