りぼんの作家さんである酒井まゆ先生が、りぼん増刊とジャンプスクエアで描いたクレマチカ靴店が一冊の単行本になって発売です。
舞台設定は異国の未来なようでレトロな、とある街の靴屋さん。その靴屋さんはお客さんのどんな願いをも叶えてくれる靴を作ってくれる。そんな靴屋さんには、様々な叶えたい願いを持った人が今日も訪れる。
こうして舞台は同じですが、ストーリーは1話1話の完結型になっています。自分を拾ってくれた主人のために夢を消す靴を頼むメイドの少女、警察から逃げ切るための靴を求めた犯罪者、大切な兄のためそして妹のための靴、とは思えば憎い妹を呪う靴と、計4つの作品が収録されています。
りぼんで掲載されていたもの(1話、3話)は柔らかなストーリー、スクエアで掲載されていたもの(2話、4話)は衝撃的なストーリー展開に感じますが、どれも綺麗で幻想的なお話です。
他にない作品で、マンガ好きなら本棚に入れて時折読み返したくなるような素晴らしい一冊だと思います。願わくは二巻が発売されることを楽しみにしています。