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クレオパトラの夢 (双葉文庫)
 
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クレオパトラの夢 (双葉文庫) [文庫]

恩田 陸
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

シリーズ第一作『MAZE』で非凡な才能を見せた神原恵弥。その彼が北国のH市を訪れた。不倫相手を追いかけていった双子の妹の和見を連れ戻すためだが、もう一つ重大な目的があった。それはH市と関係があるらしい「クレオパトラ」と呼ばれるものの正体を掴むこと。人々の思惑や駆け引きが交錯するなか、恵弥は何を知ったのか。粉雪舞う寒空に広がる、恩田陸の無限のイマジネーション! 解説・三浦しをん。

内容(「BOOK」データベースより)

シリーズ第一作「MAZE」で非凡な才能を見せた神原恵弥。その彼が北国のH市を訪れた。不倫相手を追いかけていった双子の妹の和見を連れ戻すためだが、もう一つ重大な目的があった。それはH市と関係があるらしい「クレオパトラ」と呼ばれるものの正体を掴むこと。人々の思惑や駆け引きが交錯するなか、恵弥は何を知ったのか。粉雪舞う寒空に広がる、恩田陸の無限のイマジネーション。

登録情報

  • 文庫: 282ページ
  • 出版社: 双葉社 (2006/12)
  • ISBN-10: 4575511129
  • ISBN-13: 978-4575511123
  • 発売日: 2006/12
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (14件のカスタマーレビュー)
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最も参考になったカスタマーレビュー
5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By sorin
形式:文庫
恩田陸はしばしばミステリ作家という分類をされるが、この作品を見れば、その分類を逆の意味で理解することが出来る。

バイセクシュアルでオネエキャラの主人公、その双子の妹、不倫の相手、クレオパトラという謎の言葉、謎の死…めくるめく謎のキーワードはそれだけではミステリやメロドラマのようだが、恩田陸はこれらを最大限に活かし、昇華するだけでなく、単純な解決では終わらせない含みを持たせた作品に仕上げた。

「恩田陸はオチが良くない」、これは各所で語られる事だが、作者本人がオープンエンドを公言しているだけに、読み手としてはそれを肯定し、頭を巡らせないといけない。本作はその最右翼といっても過言ではない。謎は全て薮の中…ではないが、真相を推理しあうだけで、答えは、無い。しかし、物事は往々にしてそういった側面を持っているのではないか。だからこそ、この作品は単純なミステリではない。

ちなみに本作は「MAZE」の続編だと良く書かれているが、前作からの継続キャラは一人だし、前作とのリンクも全くなく、これから読んでも十分に楽しめます。

「全ての好条件の揃った婚約から逃げ出したくなってしまったのも、そのせいだ。幸福な自分というセルフイメージを描くことができないのだろう。いつもどこかに破滅の影を追ってしまう。」 本文176ページより
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By HIRO
形式:文庫
前作「MAZE」で活躍した神原郁弥(←ファンが多いですよね(^O^))を主人公にした、その双子の妹と周囲の人々の間で起こる事件。しかもクレオパトラと呼ばれる伝説のような存在になっている”モノ”も関わり、謎の尾行者や国家権力まで出てくる始末、一筋縄では終わらない。

面白かったんだ〜〜〜けど!どこかまだ納得できてない部分が多くスッキリしないなあ〜という印象。いつもの恩田陸みたく、謎を追い掛けてる過程は非常に楽しい。妹の不倫相手の突然の死、現場に残っていた地図、いなくなった飼い猫、尾行される気配。共に行動していた妹の突然の失踪など…途中、誰が味方で何が正しいんだかわからなくなってくる。読みながら、ああこういう真相なのかな…と自分の中で流れを整理して組み立てていこうとしてるのに、思うようにいかないからイライラもしたし。そしてクレオパトラ←これがスケールのでかい話になってくんだけど、もう一つインパクトが足りないというか、想像しにくいというか。でも読み手が違えば”すごくよくできた話”とも言われそうな気がする。

1番の収穫は、郁弥の魅力満載だったところ。ファンになりました。
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
 恩田氏の作品は幾つかの系統に分類できるが、私は「わけのわからない雰囲気のある」作品のファンである。例えば「三月」とかが大好きだ。
 本書は、どちらかといえば「わけのわかる雰囲気のある」作品。ネタばれはもうされているようなので構わないと思うが、北方のある都市が何度も大火に見舞われるのはなぜかという謎を追う物語。確かにスケールは帚木氏の「アフリカの蹄」ほど大きくはないが、天然痘絡みの話はやっぱり怖い。今はやったら、すぐには対処できないんだよね、多分。新しい病気も怖いけど、撲滅したと思い込んでいる病気の方が怖い気がする。
 これはちゃんと答えの出る作品なので「三月」系が苦手な方も読めると思う。雰囲気を味わう価値は大きいと思うので、ぜひどうぞ。
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最近のカスタマーレビュー
巧みな人物描写
キャラクターがいい... 続きを読む
投稿日: 2008/6/27 投稿者: Tochitli
北国。
前作がありますが読んでなくても読めます。

いやにならない程度の謎解きが楽しめます。

憎めない主人公が... 続きを読む
投稿日: 2008/2/9 投稿者: 彩織
天然痘復活?
『MAZE』の続編です。続編と言っても、前作を読まなくても十分に楽しめる。... 続きを読む
投稿日: 2007/11/11 投稿者: あきぴー@武蔵国
地味におもしろい
主人公の神原恵弥はバイセクシュアルだけど、クールでやり手の男。
間違いなく普通の人間では無いが、なぜか違和感無く感情移入できる。... 続きを読む
投稿日: 2007/8/22 投稿者: mko
頭の中の世界
頭の中では何とか理解出来そうだけれども、なぜだか不完全燃焼のまま読み終えてしまった。こういう世界だと納得するしかないのかもしれない。言葉が世界を作り、言葉が事件を... 続きを読む
投稿日: 2006/12/25 投稿者: yass
今回も謎がいっぱい
... 続きを読む
投稿日: 2005/1/30 投稿者: バーニング
クレオパトラって・・・
北海道を舞台に展開される物語。
北海道へ不倫相手を追いかけて行った妹を連れ戻しに行った兄、
そして不倫相手の妻、その従兄弟。... 続きを読む
投稿日: 2005/1/29 投稿者: ayappe
謎だらけ
北国のH市が舞台。そこに住む双子の妹を、主人公が連れ戻しにやってくるところから、物語が始まります。同時に起こった妹の不倫相手の死、それは、本当に事故なのか?そして... 続きを読む
投稿日: 2004/9/18 投稿者: lemonerika
雪空の描写
静かに始まり、静かに終わりました。その終わりも、事実がはっきりしない推測の域を出ない終焉だけど、読後の満足感はありました。... 続きを読む
投稿日: 2004/1/21 投稿者: jolly102
これって、ミステリー?
恩田陸は、
いつから純文学作家になったのだろう。
ミステリーを楽しむよりも、... 続きを読む
投稿日: 2003/11/19 投稿者: 大空
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