オランダ人のキャンディー・ダルファーは、アルト奏者として人気を伴う世界屈指の
存在です。
早いものでこの人ももう40歳を越しましたが、やっている音楽は逆に若返っているようです。
本作では、これまでのファンクから一歩前進、ラップを取り入れた「ヒップポップ・ジャズ」へと変化して、大いなる節目となっています。
線の太いアルトは健在で軸になっているのはもちろんです。
表題曲の「クレイジー」などまさにその通りで、踊りだしたくなる雰囲気。若いラッパー2人を起用して、本人もボーカルを楽しんでいる様子。この明るさ、余裕が音楽をより幅広くしています。
YOUTUBEを見ると、世界各地で行われている「クレイジー・ライブ」では、これまでのトランペットに新たにトロンボーンを加えた3管体制に強化され、多彩な歌手をゲストに招くなど強力な内容です。