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『クリティカル・ワーカーの仕事力』
成長著しいソフトウエア企業、ワークスアプリケーションズの創業者であり現役リーダー2人を題材に、今日のビジネス社会で個人、特に若手社員が成功する法を模索する書。人材育成や新規事業の創出を専門とする著者は、理想のビジネスパーソンを「クリティカル・ワーカー」と呼んでその特性を示す。安定的かつ豊かな生活の確保に加えて、個人のやりたいテーマで仕事ができる、個人の才能を生かせる、社会に貢献する新しい価値を創造する、スケールの大きな仕事ができるといった4つの目標を抱けと言う。しかし、それをかなえているのは100人に1人くらいだとも指摘。ただ働いているだけではダメだと叱咤激励する。
「クリティカル・ワーカー」になるには、「あるべき頭の使い方や取り組む姿勢、成長の方法論などの具体的『ノウハウ』が必要」と言い、2人のリーダーが身をもって示してきた問題解決の実例を紹介する。また、彼らのようなブレークスルー(現状打破)型人材の対極にあり、論理的で迅速な作業を好む「ルーチン・ワーカー」との違いを解説する。著者は本書を多くの若いビジネスパーソンに推奨しているが、後輩を育成して組織に忠誠心を抱かせたいと願うリーダーにとっても様々なヒントを提示している。
(日経ビジネス 2005/10/31 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)
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