この本には、多くの教育関係者が知るべき課題やディベート教育についてしっかりと書かれています。第3章で述べられている事ですが、Critical Thinking教育は、日本でようやく浸透しつつあるもののまだこれからの課題です。これまでの日本において、特定の分野のみ一応CTを備えた専門家を排出しても、コミュニケーション学という柔軟なアプローチでCTを実践するような複合的能力を育成することはあまり広く知られていなかった。私もこの本により大変勉強になりました。「パフォーマンス的な思考の枠組み」という観かたも興味深かったです。これから進路を決める学生にも、コミュニケーション学の魅力を是非この本で知ってほしいと思います。