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12 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
事例がたくさん。基本的な概念や専門用語もたくさん。分量もたくさん。,
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レビュー対象商品: クリティカルシンキング 不思議現象篇 (単行本)
~~不思議現象、超常現象、トンデモ理論、様々なニセ科学、希望を食い物にするウソ治療法。これらを分析し、検討し、クリティカルシンキングの考え方をまとめている。「事実」をどう定義するか。「正しいことを証明するとは何か」といった解説もふんだん。 普通のビジネス本の「クリティカルシンキング関連本」をイメージするととんでもないことになる。認~~知心理学の記述よりも、むしろ論理学や哲学の視点からの解説が多い。ビジネス本ではなく、ニセ科学の本、科学論の一連と考えた方がよい。 今までのクリシン本で飽きたらず、ニセ科学に興味を持っている人には最適。本のほとんどのページに書いてある「格言」もアクセントになっている。~~
9 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
現代的な懐疑論の傾向に影響を持った重要文献,
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レビュー対象商品: クリティカルシンキング 不思議現象篇 (単行本)
昨今の世界的なSkeptic団体の活動は、主にマイクル・シャーマーとランディによってだが、デバンキングとクリティカルシンキングの二本柱とプラスいろいろである。本書は、その二本柱の片方―懐疑論的クリティカルシンキング―の土台的な意味を持っており、非常に判り易くまとまった良き教科書となっている。 だが、各ステップの正当化や個別事例の掘り下げは甘く(あくまで「思考方法」が主眼なので当然だが)読者が事前に懐疑論の文脈を正当化できていないと、この思考方法を有意義に吸収し消化するのは難しいかもしれない。というか貴方がビリーバーならば退屈な話に思うかもしれない。それでも、誤った否定論への注意も当然押さえているし、私はこれほどまでに「常識的懐疑論」を体系的に構築した議論を見たことがない。 認知心理学や誤謬に関する哲学の議論などに基づいた、懐疑論的クリティカルシンキングの基礎として大変に有用である。このクリティカルシンキングをたたき台とし、より高みにある真の「懐疑主義的クリティカルシンキング」を完成させることが、次世代懐疑論者の仕事であるかもしれない、などと思った。 良書。
6 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
なかなか良い教科書,
By ヒルカワ (明治大学情報コミュニケーション学部) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: クリティカルシンキング 不思議現象篇 (単行本)
「疑似科学」や「超常現象」を否定したい人が書いた本は他にもいろいろあるが、だいたいは、あらゆる怪しげな現象を一緒くたにして、とにかくなんでも否定するという非論理的な内容のものが多い。それは、無批判になんでも信じてしまうのと同じ論理である。その点、この本は、もうすこし科学論的な方法論を踏まえて冷静な立場から書かれている。たとえば、予知という概念が他のESPとして分類される現象とは異なり、自由意思との関連において特殊であるといった分析は、考えてみれば当たり前のことなのだが、意外にそこまでの議論はあまりされていない。 とはいえ、予知と自由意思を比較すると、じつは時間対称性を破っている「超常現象」は自由意思のほうなのだ、という、おなじみの哲学的問題にまできちんと結びつけられていないところは不足で、星5つとは評価できない。
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