部下の指導用に拝借。
ロジカルシンキングとクリティカルシンキングはほぼ同義で使われている類書の中で、
本書はその差を明確にしている。
"論理的に正しい答えはたくさんある中で、ポイントは「より良い答え」をどう導くか?"である。
また、論理思考のツールは知っていても(因果関係、MECE)実践できないのは
そもそも論理思考の技術を知らないのではなく、"課題そのものに気付かないから"
「雨が降って電車が遅れることに気付く人は1本前の電車に乗ろうとするが、気づかない人は
雨が降るたびギリギリについたり会社や学校に遅れることになる・・・」・・・同感。
結局、知識じゃなく、一人ひとり課題の意識レベル・設定レベルの問題ということでしょう。
ただこの本、“入社1年目に知っておきたい「クリティカルシンキングの教科書」”となっているが、
コラムや第三部の実践ステップでは難しい内容も出てきます・・・
「残念な人の思考法」よりは体系的で、「論点思考」より読みやすい。
「イシューから始めよ」より内容はコンパクトだが、意志が入ってメリハリがついている。こんな感じでしょうか。。。
類書よりははるかに分かりやすいのは確か。お勧めです。