近年の作品でよくある主人公ハーレム状態ではなく、稀にみるほど主人公は一人の女性に対し一途です。
それも主人公が昔から好きだったわけではなく、あるきっかけで好意を寄せていく過程も書かれています。
正直、粗を探しだしたら限がないのかもしれません。ですがそれを超えるだけの爽快感を与えてくれます。
お話としてのまとまりは物語である以上は重要だと思いますが、その点に頭がいき過ぎて無難に終わっている作品は星の数ほどあります。
作中の番組の都合から4時間でヒロインを救わなくてはいけない為、多少の無理が生じているのは許容の範囲だと個人的に感じました。
最後に一番書いておきたいのは、この作品は序章に過ぎません。
この先、二巻・三巻・四巻と主人公とヒロインの変化も踏まえつつ、物語は盛り上がっていきます。
もちろん評価はこの一冊の評価です。
ただ、なぜ主人公が一人の女性に一途なのか、そしてどうしてそこまで命をかけられるのか、続巻を読むとより解っていただけるはずです。