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クリスマスの起源
 
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クリスマスの起源 [単行本]

O. クルマン , Oscar Cullmann , 土岐 健治 , 湯川 郁子
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,575 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

紀元3世紀まで12月25日はクリスマスではなかった。なぜ12月25日がクリスマスになったのか?キリストは何月何日に生まれたのか?クリスマスツリーを飾るのはなぜか?ツリーの本当の起源は?数々の疑問に分かりやすく答える。

内容(「MARC」データベースより)

なぜ12月25日がクリスマスになったのか。キリストは何月何日に生まれたのか。クリスマスツリーを飾るのはなぜか。ツリーの本当の起源など、数々の疑問にわかりやすく答える。

登録情報

  • 単行本: 121ページ
  • 出版社: 教文館; 新装版 (2006/12)
  • ISBN-10: 4764260239
  • ISBN-13: 978-4764260238
  • 発売日: 2006/12
  • 商品の寸法: 18 x 11.8 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ソコツ トップ100レビュアー VINE™ メンバー
形式:単行本
クリスマスとクリスマスツリーの始まりを簡潔に論述した本。このグローバルな宗教的風習に関する学術的(歴史学&神学的)な見解がさっさと理解できて、ありがたい。
初期のキリスト教では、イエスの死と復活こそが重視され、彼の誕生日がいつであったかなど、それほど大きな問題にはならなかった。ところが、アレクサンドリアの異端的なキリスト集団(グノーシス主義者バシレイデス派)が1月6日(ないし10日)に行っていた「降臨祭」(イエスの洗礼時に神が「降臨」したことを祝う祭)を、4世紀初頭に教会の側が取り入れ、特にそれをイエスの「誕生祭」であると強調したことから、クリスマスの習慣が形成されることとなった。さらに、この「降臨祭」と「誕生祭」との区別を明確にするため、またローマ帝国で太陽巣拝を実践していたミトラス教に対抗しようとしたこともあって、ミトラス教の祭日であった12月25日を、「キリストという太陽」の誕生の日として読み替えることで、現在一般的となったクリスマスの期日が決定していった(東方正教会などでは1月6日クリスマスの風習がのこったが…)。
ツリーの方は、といえば、もともと枝や若木でクリスマスを祝う習慣があったところに加え、中世以来イブでよく催された「神秘劇」(楽園思想が背景)の中でモミの木が使用され、そこでモミの木の生命力がイエスによる救済と象徴的に結びついたことから、この木がポピュラーなものになっていった。1600年ごろまでには、モミの木が賑やかに飾り付けられ、教会のみならず街中でも見られるようになり、世に光を与えるキリストの、聖夜限定のシンボルとしての位置を確固たるものにしていったようである。
現在もクリスマス(ツリー)とこの祭礼をめぐる飾りつけのきらびやかさ(イルミネーション)とは不即不離の関係にあるが、その本来的な意味としては、異教徒の習慣をも巧みにとりこんだキリスト教の「光」の思想があったということが、よくわかるところである。
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By あやたすく トップ500レビュアー
形式:単行本
神学者によるクリスマスの考察。

興味深いのが周辺文化への見解。
特にクリスマスツリーの起源の話。

巷で聞かれるのが「もともと『キリストの生誕』と『ツリーを飾る習慣』は関係ない」というもの。
しかし筆者は、それは違う、とする。

中世におけるアダムとエヴァの堕落の舞台劇において、
木の実を飾るために常緑樹のモミの木が選ばれたのが起源だという。
確かに昔からリンゴはツリーの飾り付けに多用されてきた。

クリスマスツリーは、アダムとイブの知恵の樹!!

自分の中で別々に分かれていた知識が結びついて、
目が開かれた思いがした一冊です。
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形式:単行本|Amazonが確認した購入
著者は新約聖書の成立過程を担った古代教会の歴史を研究した神学者。

第一章はキリスト降誕の日付が、古代教会の中でどのように注目され始め、祝われるように習慣化してかの経緯を紹介してる。

良く言われる事だが、ローマ帝国内で浸透していた太陽神を拝むミトラ教の祭日を、キリスト教と教会組織を帝国内の統治手段として利用したコンスタンティヌス帝が、キリストの誕生日としてすり替えて宣伝させたという経緯がある。この歴史を検証する内容である。事実そうであった事がらと、一面的に乱暴にはそのように断言できない事柄とを、より正確に各地の古代教会の教父の活躍や文献からも緻密に紹介してくれている。

第二章はクリスマスツリーが、モミの木に飾り付けされて置かれるようになった経緯を紹介してる。

ドイツやスイスの17世紀から続く村落にあるクリスマス劇を記録する文献から出自を紹介してくれている。素朴な信仰に生きる村民たちのクリスマス劇。そこには地域行政と教会の行事としての劇、聖書に基づく神学理解があり、福音の理解があった。創世記1〜3章の人類の堕罪と新約聖書においてはキリストの贖罪と救済によって、明確に救いとして提供されている事を伝えるための劇、その中心に常緑のモミの木が「いのち」の木として登場していたのだ。それは当時の村落に生きる人々に、視覚的にキリストの救いを伝えたことだろう。

それらの事を、丁寧に文献学的に検証し、記録と出典を示しながらも、歴史的経緯を紹介してくれている。

どちらも実に、キリストを伝える教会の業を緻密に検証する歴史学者の業であると言える。

読了後、「光はやみの中に輝いている。やみはこれに打ち勝たなかった」(ヨハネ福音書1:5)の言葉を深く思いめぐらした。
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