イギリスの猫をこよなく愛する女流絵本作家のコンビ、ステイントンさん(文)とモーティマーさん(絵)が著した猫が主役の美しいクリスマス絵本です。世界の一番北にあるサンタクロースの家でこねこが三匹生まれました。一匹は真珠のように白いパール、残りの2匹はこげ茶色にしま模様がある目が青いサファイアと緑色の目のエメラルドです。
物語はサンタさんの赤い袋や服や帽子が部屋から消えた事に気づいたこねこたちの中でも好奇心の強い白い子猫パールが探検にでかける流れで続いて行きます。この絵本にはサンタクロースは実在の人物として登場しますが、こねこたちは言葉を話すわけでもなく唯一度「ミャオ」と鳴くだけのごく普通の動物です。でもこのアイドル猫と言ってもいいパールの何て愛らしい事でしょう。彼女が動き回るだけでその可愛らしさにうっとりとなりますし、外で雪とたわむれる姿も真っ白な体にマッチして美しく目を奪われます。とにかく白い子猫パールの魅力が心をとらえて放しませんし、もはやストーリーもさほど重要には思えなくなりますが、それでも読み終えた後にパールのあで姿だけはしっかりと記憶に残っています。あなたもクリスマスによく似合う愛らしい白い子猫パールの魅力がたっぷりと味わえる素晴らしい動物絵本を手に取って楽しみ至福の時をお過ごしくださいね。