情報コストが無料になり世界はフラット化するという理論に対し、実際起きている現実はますます凹凸が激しくなっていると筆者は説く。ビジネスの世界において国境は意味を持たず、高い付加価値を提供することが出来る人間が一点に集積され、その場所だけが富んでいく。残された人間たちは違う場所へと移りますます仕事を失う。それが今世界で起きている現実だ。
従って、誰と結婚するか・どんな仕事に就くかと同じように、どこに住むかも真剣に考えなければならない。
それが貴方の人生に大きな影響を与えるからだ。会社の言われた通りに転勤する時代では無くなったという示唆ではないだろうか。シンガポール・上海にいなければアジアの中では生き抜けないという、より厳しい世界が近付いている。日本人・日本文化のアイデンティティを持つ一方、アジアの中でどの都市に済むのが得策かという視点で自分のキャリアを考える良いチャンスとなった。