出版社/著者からの内容紹介
作曲者が自分の作品を改訂すると同じ曲ながら異稿ができる。ま
た交響曲のピアノや室内楽編曲版などは,聴く機会が限られた大規模な編成の
曲を手軽に聴けるように本人や他人が作ったり,作品創作の副産物して残された
りした。広義の編曲には楽譜の売れ行きを高めるために別楽器での演奏も可能と
されたものも含まれよう。その上に,有名作曲家の有名曲にはさまざまな楽器
で演奏を楽しむための後代の多種多様な編曲がある。この本ではモーツァルト,
ベートーヴェン,シューベルト,メンデルスゾーン,シューマン,ブルック
ナー,ブラームス,チャイコフスキー,ドヴォルザークの9人の異稿・編曲のCD
を発掘し,なじみの演奏とは一味違う楽しみを紹介する。
た交響曲のピアノや室内楽編曲版などは,聴く機会が限られた大規模な編成の
曲を手軽に聴けるように本人や他人が作ったり,作品創作の副産物して残された
りした。広義の編曲には楽譜の売れ行きを高めるために別楽器での演奏も可能と
されたものも含まれよう。その上に,有名作曲家の有名曲にはさまざまな楽器
で演奏を楽しむための後代の多種多様な編曲がある。この本ではモーツァルト,
ベートーヴェン,シューベルト,メンデルスゾーン,シューマン,ブルック
ナー,ブラームス,チャイコフスキー,ドヴォルザークの9人の異稿・編曲のCD
を発掘し,なじみの演奏とは一味違う楽しみを紹介する。
内容(「BOOK」データベースより)
モーツァルト、ベートーヴェン、シューベルト、ブラームスなど九人の異稿・異版・編曲のCDを発掘し、なじみの演奏とは一味違う楽しみ方を紹介する。
内容(「MARC」データベースより)
モーツァルト、ベートーヴェン、シューベルト、ブラームスなど9人の作曲家の異稿・異版・編曲のCDを発掘し、なじみの演奏とは一味違う楽しみ方を紹介する。
著者からのコメント
異稿ないし異版は,作曲者がその曲をどのようにして生み出して
きたのかを知る重要な手がかりで,通常版だけを何種類の音源で聴いても決して
わからない情報が引き出せる貴重な存在です。シューマンの交響曲第4番の
1841年稿や,ブルックナーの第4番や第8番の交響曲の第1稿,ブラームスのピア
ノ三重奏曲第1番の第1稿,メンデルスゾーンの「イタリア」の改訂稿など,聴い
てびっくりの音楽は沢山あるのです。
他人による編曲は,どうしても作曲者自身によるものに比べて,低く見られがち
です。原曲を冒涜するものとして,厳しく糾弾する人もいます。しかし有名なラ
ヴェル編曲の管弦楽版ムソルグスキー「展覧会の絵」が素晴らしいことに異存が
ある人は少ないでしょうし,ワーグナー編曲のピアノ版ベートーヴェン「第9交
響曲」,チャイコフスキー編曲の管弦楽版シューマン「交響的練習曲」,マー
ラー編曲の2台ピアノ版ブルックナー「第3交響曲」など,編曲者に対する興味か
らも聴いてみたくなるものは案外多い。もちろんゲテモノに近いものもないと
は言わないし,アレンジを嫌いな人に好きになれとは言わないけれど,筆者は
聴いた音楽が楽しければ良い,原曲の違った魅力が引き出されていればいっそう
良い,といったスタンスをとっています。その際に原曲への敬意は失っていない
つもりです。
きたのかを知る重要な手がかりで,通常版だけを何種類の音源で聴いても決して
わからない情報が引き出せる貴重な存在です。シューマンの交響曲第4番の
1841年稿や,ブルックナーの第4番や第8番の交響曲の第1稿,ブラームスのピア
ノ三重奏曲第1番の第1稿,メンデルスゾーンの「イタリア」の改訂稿など,聴い
てびっくりの音楽は沢山あるのです。
他人による編曲は,どうしても作曲者自身によるものに比べて,低く見られがち
です。原曲を冒涜するものとして,厳しく糾弾する人もいます。しかし有名なラ
ヴェル編曲の管弦楽版ムソルグスキー「展覧会の絵」が素晴らしいことに異存が
ある人は少ないでしょうし,ワーグナー編曲のピアノ版ベートーヴェン「第9交
響曲」,チャイコフスキー編曲の管弦楽版シューマン「交響的練習曲」,マー
ラー編曲の2台ピアノ版ブルックナー「第3交響曲」など,編曲者に対する興味か
らも聴いてみたくなるものは案外多い。もちろんゲテモノに近いものもないと
は言わないし,アレンジを嫌いな人に好きになれとは言わないけれど,筆者は
聴いた音楽が楽しければ良い,原曲の違った魅力が引き出されていればいっそう
良い,といったスタンスをとっています。その際に原曲への敬意は失っていない
つもりです。
著者について
1962年、愛知県生まれ。京大卒。名古屋市立大学大学院修了、博
士(経済学)。中京大学経済学部教授、国際経済学専攻。『絶版文庫交響楽』
(青弓社、品切れ)、『絶版文庫三重奏』『絶版文庫四重奏』『絶版文庫嬉遊
曲』(いずれも共著、青弓社)、『国際労働移動の経済学』(勁草書房)、『労
働者管理企業と労働移動の経済学』(共著、勁草書房)ほか。
士(経済学)。中京大学経済学部教授、国際経済学専攻。『絶版文庫交響楽』
(青弓社、品切れ)、『絶版文庫三重奏』『絶版文庫四重奏』『絶版文庫嬉遊
曲』(いずれも共著、青弓社)、『国際労働移動の経済学』(勁草書房)、『労
働者管理企業と労働移動の経済学』(共著、勁草書房)ほか。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
近藤 健児
1962年、愛知県生まれ。名古屋市立大学大学院修了、博士(経済学)。中京大学経済学部教授、国際経済学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1962年、愛知県生まれ。名古屋市立大学大学院修了、博士(経済学)。中京大学経済学部教授、国際経済学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)