傑作アルバムの舞台裏を、関係者へのインタビューで詳らかにする“クラシック・アルバム”シリーズに、ついにTPHBの出世作、「破壊(Damn the Torpedoes)」が登場。TPとM・キャンベル(G)にJ・アイオヴァイン(プロデューサー)をの3人を中心に、録音スタジオで当時の録音聴きながら、「このギターにこうピアノを重ねて…」といった“解説”を加えていくんだが、興味深い話が満載でした。大満足!
(ここから先はネタバレ注意ww)、録音や曲作りの裏側解説だけでなく、「バンド初のTop10ヒットとなる“Don't Do Me Like That(危険な噂)”は、当初はJ・ガイルズ・バンドにあげる予定だった」とか、「録音中、S・リンチのドラムに飽き足らず、別のドラマーを試したが、結局うまくいかなかった」「ジャケ写で構えているリッケンバッカーは、実はM・キャンベルのもの」といった、裏話が続々と繰り出され、そこに当時のライブ映像なんかが効果的にカットインされる、いやぁ、うま〜く作られてるわ!若干高いんだけど、日本語字幕が欲しいので、日本盤がお勧めかな?
本編は約55分(TV放映用?)、ボーナス映像として編集でカットされたインタビューシーンが45分程度あり、あわせて見ればなかなかのボリューム。まぁ、わざわざこの作品を購入するのはTPHBの大ファンであり、かつこの3作目の良さがわかっているようなコア・ファンばかりだろうから、その観点からあえて苦言を言えば、S・リンチ(Dr)へのインタビューが少なかった点だけは大いに不満だね。その分★マイナス1かな?