往年の名バレエダンサーたちが語る古典バレエの魅力
■「ドン・キホーテ」/ロシアで生まれた作品で、全幕のうち1幕だけは西洋でよく知られていたそうで、ロシア革命後、亡命したバレエ関係者により、ヨーロッパで公演されたそうです。舞台がスペインの為、若い役のバレエダンサーたちは、たえずエネルギュッシュな気持ちを保っていないと、若い役を踊れないとのコメントがありました。
■「ラ・バヤデール」/「白鳥の湖」「眠れる森の美女」「くるみ割り人形」をチャイコフスキーの音楽とともに知られる、マリウス・プティパが振付けたバレエ。音楽は、チャイコフスキーではありませんが。戦士と巫女は恋仲になるが、戦士に婚約者ができ、婚約者は巫女との仲をやいて、毒ヘビで巫女を殺してしまう。悲嘆にくれた戦士は、あの世に行って、巫女にわびる…。スカーフを使った振り付けが、戦士と巫女との絆をあらわしていてロマンティックで素敵だとコメントしていたダンダーがいました。
■「ガラ・コンサート」/それぞれのバレエ団からトップダンサーが集まり、有名な見せ場のあるダンスの一場面だけを披露するという形式のコンサートの事。前後の物語がなく、バレエから見せ場を抜き出して踊るので、感情移入が出来ないので、踊りにくいと言っていたダンサーがいました。バレエに貢献した、アンナ・パブロワは、どの国の小さな町に行ってバレエを披露した貢献があるそうです。幼なじみのパブロワに振り付けられたのが「瀕死の白鳥で」今日では、マイア・プリセツカヤの代表作になっています。プリセツカヤの「瀕死の白鳥」は、フィルムが鮮明ではありませんが、とても、美しくて哀感があります。
※現在でも、アクロバティックな振り付けが残っていて、果たして昔のダンサーがそれを踊れたのかという疑問もあるそうですが、振り付けに統一性があり、きっと、現在のダンサーと同じように踊っていたのでしょうというコメントがありました。
※VOL、1〜VOL、4まで、マイヤ・プリセツカヤのコメントはありません。でも、それぞれのダンサーや評論家が、愛情をこめて古典バレエの魅力について語っています。古典バレエを知るのに気楽に観る事ができます。