往年の名ダンサー達が語る古典バレエの魅力
■「眠れる森の美女」/フランス革命によって、ロシアへ亡命したバレエ関係者は優遇された。フランスのバレエ最盛期同様、ロマン主義が主流となり、ロシア皇帝を楽しませる、芸術となった。プリマは、オーロラ姫に感情移入できたかと思うと、他のダンサーたちの踊りがあって混乱し、踊りずらいと言っていました。しかし、男性ダンサーの青い鳥のダンスや、オーロラ姫と4人の求婚者たちが踊る「ローズ・アダージョ」は、有名な見せ場となっています。
また、チャイコフスキーの音楽は素晴しく、不運にも「白鳥の湖」、「くるみ割り人形」、「眠れる森の美女」と古典の三大バレエを作曲したチャイコフスキーは、死後、その音楽が評価され、それは、現在も健在です。柔軟性のある作曲家で、ほとんど、振り付け師のマリウス・プティパの注文どおりに、作曲したそうです。また、今日では、この作品に限りませんが、バレエダンサーに合わせることができる指揮者が、有能だと発言していました。
■「ラ・シルフィード」/産業革命時に発表され、幅広い世代に評価され、当時は、斬新(ざんしん)だった作品。夢見がちな青年には婚約者がいて、屋敷で居眠りをしていると、妖精シルフィードがあらわれ、彼とロマンティックな時間を過ごすのですが…。4年後には、デンマークで、元男性ダンサーだったプルノンビル振り付けの男性ダンサーに趣きをおいた振り付けを発表しました。
■コッペリア/東欧の村で、いたずら好きのスワニルダは、思いをよせるフランツが、コッペリウス博士の窓辺に座っている少女に投げキッスをしているのを見てしまう。スワニルダは、少女だと思っていた人形になりすまし…。この作品は、コメディバレエと呼ばれるもので、パントマイムで思いを観客に伝えたり、面白いシーンがある作品として有名だそうです。また、フォークダンスが取り入れられているのもめずらしいそうです。コッペリウス博士を演じるのは楽しくやりがいがあるそうです。