毎度のオタク企画ではなく、今回はとっても普通な企画です。グールド、ポゴレリチ、ハスキル、ケンプ、ブレンデル・・・とってもノーマルなピアニスト特集で、いつもと違い発売後すぐに読ませていただきました。青柳さまのインタビューから始まるなんて、まるで大手ピアノ雑誌みたい(笑)だけど確かにグールドは昔のライブ録音には普通の演奏も多くあるように思います。
インタビューは他に若い美人ピアニスト2人もそれぞれに楽しかったですが、この雑誌ってやっぱり男性中心なのかなぁ、って思いました。イケメン男性ピアニストも一人くらい取り上げてくださっても良いようにも思いますが、読み手の性別や年齢層が特集記事を決定すると思いますのでこれは仕方が無いのかな?
でも今回もっとも感動したのは角皆さんのケンプに関する文章でした。本当に愛に満ち溢れた心温まる文章ですね。角皆さんがいかにケンプを愛しておられるか、その熱さに読み手も心から感動させられました。角皆さんの文章を読んだ後すぐにケンプのCDを迷わず取り出して聞いてしまいました。
舩倉さんの文章は論理が勝っていると思いました。だけど舩倉さんがリストを愛しておられることはヒシヒシと伝わってくるのですが、タイトルロール(?)のブレンデルを果たして愛していらっしゃるのでしょうか?ホントはブレンデルがお嫌いなのかも、なんて思いながら読ませていただきました。角皆さんと対照的な執筆姿勢ですね。
最後になりましたけど、中川さまの10大ピアニストの補遺としてのCD紹介もとても充実していたと思いました。前作を読んだときに欲しいと思っていた内容が述べられていました。とても参考になりますし貴重な内容が入った補遺ですね。