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クラウド化する世界 ビジネスモデル構築の大転換 単行本 – 2008/10/10

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商品の説明

内容紹介

グーグル、アマゾン、Salesforceは何をしているのか?ブロードバンドインフラとSaaSを武器に、時代はクラウドコンピューティングへ“スイッチ”する!著者のニコラス・カーは、2003年5月、『ハーバード・ビジネス・レビュー』誌に掲載された「ITにお金を使うな」という記事でITの戦略的価値を否定し、『ニューズウィーク』誌においては「テクノロジー界のパブリック・エナミー・ナンバーワン」とまで書かれ、物議をかもした。その後、自身のブログでWeb 2.0にまつわる集合知幻想に冷水を浴びせる文章を発表した。このようにIT業界のみならず経済界からも注目されている著者が次に本書で打ち出すのは、電力会社の発展をメタファーとして語る“商品を物理的な形態やコストから解き放った、インターネットと情報産業がもたらす新しい経済”である。具体的には、潤沢なインフラが提供されたことでSaaS(Software as a Service)が可能になり、ひいてはユーティリティコンピューティングにつながることで、企業はITにとらわれず自社の生産活動に純粋に打ち込めるようになる、ということだ。そして、そのとき企業のビジネスモデルはどのように変わるのか? どのようなビジネスチャンスが考えられるのか? さらに、ユーザーはどうなるのか? 電気のスイッチを押すようにサービスが利用できるようになり、“ワールドワイドコンピュータ”が実現するとき、人々がつながるのは自宅のパソコンだけではないのだ。【原題】The Big SWITCH:Our New Digital Destiny

内容(「BOOK」データベースより)

IT業界のみならず経済界からも注目されているニコラス・G・カーが本書で打ち出すのは、電力会社の発展をメタファーとして語る“商品を物理的な形態やコストから解き放った、インターネットと情報産業がもたらす新しい経済”である。潤沢なインフラが提供されたことでSaaS[Software as a Service]が可能になり、ひいてはユーティリティコンピューティングにつながることで、企業はITにとらわれず自社の生産活動に純粋に打ち込めるようになるのだ。そして、そのとき企業のビジネスモデルはどのように変わるのか?グーグルやアマゾンなどが、すでに着手しているクラウドコンピューティング時代の幕開けに、ビジネスモデルの大きな変革期が訪れようとしているのだ。

登録情報

  • 単行本: 320ページ
  • 出版社: 翔泳社 (2008/10/10)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4798116211
  • ISBN-13: 978-4798116211
  • 発売日: 2008/10/10
  • 商品パッケージの寸法: 19 x 13.8 x 2.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (39件のカスタマーレビュー)
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81 人中、71人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 朱某 VINE メンバー 投稿日 2008/10/14
形式: 単行本 Amazonで購入
この本はグーグルを中心にクラウド化の現状を幅広い目配りで書いた本。最新知識を専門家でない人間が手に入れるには、いまのところ、ベストだと思う。著者はハーバードビジネスレビューにいたころIT投資は意味が無くなると預言して物議を醸したが、それから3年たって、その預言は真実みを帯びてきた。著者はITの現状をかつての電力産業と重ね合わせる。電力産業も初期は各企業ごと、工場レベルで発電機を備えたが、規模の効果により大電力発電所を建設する方がずっとコストが安くなって、いまでは自前の発電所など思いもよらない。
同じように各企業ごとにIT投資を行い、巨大サーバーを構えて、クライアントには重いMSのプログラムをインストールして大金をかけているが、そのような日常業務にブラウザを介してグーグルの提供するデータベースエリアとアプリケーションを使うことによってコストは劇的に低下する。このようなことはアマゾンが一部の機能を外部に提供することでも一般化しつつある。クラウドとは雲のことでインターネットの向こうにある様々なサービスに、これまで自前で持っていたコンピュータやアプリの役割を代替させることだ。こうなるとネットは閲覧のためではなく事務作業の「場」に変わる。そのためには複数のサイトを開いても絶対にフリーズしない頑丈なブラウザが必要である。グーグルの開発している「クローム」は、まさにそのためのブラウザとして開発された。劇的に変化しつつあるITの現状を、幅広く公平な視点で、簡潔にわかりやすくまとめていることに注目したい。
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34 人中、30人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 内田裕介 トップ500レビュアー 投稿日 2009/2/6
形式: 単行本
 二十世紀初頭に起こった電力産業の発展になぞらえ、100年後の現代、ITが出現させようとしている新しい社会(=クラウド化)について論考したものである。著者のニコラス・カーは「ITにお金を使うのは、もうおやめなさい ハーバード・ビジネススクール・プレス (Harvard business school press)」で著名なジャーナリストだ。
 電力が普及
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 ともこ 投稿日 2012/1/26
形式: 単行本
今から100年前、安価な電力を供給するネットワークの完成によって、産業革命の成果が最大限に生かせるようになり、テクノロジーはヒトの身体能力を超えた。
このときも「電化は地球をユートピアに変える。」というような楽観的な未来像が巷にあふれた。ユートピアは実現しなかったが、電化は社会に大きな変化をもたらした。それが今の社会だ。電化によって製造業の収益性が上がって、労働者の取り分が増えたばかりでなく、多量の事務作業が必要になってホワイトカラーの需要が増えた。豊かになった労働者は高等教育を受けられるようになってホワイトカラーに進出し、中産階級が大量に出現した。
今私たちは、電化によって出現した社会に住み、クラウド化の真っ只中にいる。そして電化が進み始めたときと同様、楽天的な未来像が描かれている。つまり「クラウド化によって人々は、権力から自由になり、労働から開放される。創作活動の手段を個人が手に入れて、豊かな文化が創造され、調和と相互理解に満ちた社会が作られる。」
果たしてそうだろうかと著者は反論する。現在のところ、クラウド化によってホワイトカラーの仕事が奪われているが、それに変わる新しい仕事は作られていない。その結果賃金は抑えられて、貧富の差は拡大しつつある。権力はすぐに新しいツールを使って人々を支配する方法に熟達し、個人は創作活動の手段を手に入れて、創作活動に
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11 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 しらま VINE メンバー 投稿日 2009/3/14
形式: 単行本
アナロジーの妙とでも言うべきだろうか。情報ネットワークの進歩と普及を、電力ネットワークのそれと類比させながら、いまのネットワーク社会がどのあたりまできているのか、今後どのようなことが起こり得るのかを読み解いている。現代人は電力の圧倒的な影響下にありながら、その存在が直接意識されることはほとんどなくなった。しかし、当然ながらこれは電気技術の進歩とビジネス化の努力が手を組み、長い時間をかけて実現してきたものだ。それは結果として経済や産業のあり方だけでなく、世間一般の価値観や生活様式までをも大きく変えてしまった。

そうした電力技術の改良と普及の歴史だけでも十分に読み応えがあるが、本書の本題はそこではない。これに情報ネットワークの歴史を照らし合わせてみると、現在は電力普及における「企業の私設発電所の縮小」の段階、すなわち「企業の独自IT投資の縮小」の局面にあるというのだ。歴史は繰り返すという教訓と、電力ネットワークとは異なる情報ネットワーク独自の特性から想像される社会の未来像は不穏当だ。そこでは、富と権力は再び集約へと回帰し、知性は公共化され、イデオロギーは増幅され、果ては身体が捨象されるのだという。

この種の話題では、妄信的な楽観論と情緒的な悲観論がかしがましいが、本書の結論は、悲観論としてはかなり手堅い例証を踏まえているように思える。いずれに
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