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31 人中、25人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
流行言葉のすばやい出版,
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レビュー対象商品: クラウド・コンピューティング ウェブ2.0の先にくるもの (朝日新書) (新書)
そのものずばりのタイトルですが、日本語の単行本としては一番
早い出版ではないでしょうか?(違っていたらすみません) 業界人やIT専門家、オタク以外の素人向けに、大変わかりやすく 書かれた、今「デジタルネットの世界で起こっている技術潮流」を 啓蒙した良い入門書です。専門技術知識をできるだけ排し、身近な ガジェット(PC、携帯電話、ゲーム機器など)のユースケースを とりまぜながら、代表的な企業動向(マイクロソフト、グーグル、 アマゾン、その他)を幅広く取り込んで、うまくパッケージして 描いています。 「クラウド・コンピューティング」へいたる予備知識が全体の3分の2程度 描かれた後、クラウド・コンピューティング自体の解説は、キモだけを さらっと、1、2ページでコンパクトに。 来るべき世界の情報も取り込みながら、結果としての「ユビキタス・ コンピューティング」の世界も展望しているところは、よくできていると 思います。 ネットの「あちら側」に依存することのメリット、デメリットも具体的 なユースケースを解説することで、一般読者にわかりやすく、イメージ しやすくする配慮がなされています。 ITの最先端シーンを、新書という制約の中で、最新情報も盛り込み ながら、教養書という意味で、ここまでこなれて解説しているという点では、 お薦めの一冊といえます。 ただ、一企業に偏らず公平な立場、公平な情報の観点で書かれているとは 思いますが、ほとんど、マイクロソフト、グーグル、その他 のテクノロジーで解説しているところがちょっと気がかりではあります。 (Javaが普及した背景や、ネットワークコンピューティングとか のお話には触れられていません)
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
クラウドの基礎知識を得るには十分,
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レビュー対象商品: クラウド・コンピューティング ウェブ2.0の先にくるもの (朝日新書) (新書)
クラウドについては、本書以外にも、同じ著者の「クラウドの象徴 セールスフォース」、それから、「クラウドの衝撃――IT史上最大の創造的破壊が始まった」を買って読んでみた。
教科書的でBtoB寄りなのが、「クラウドの衝撃」、ややBtoC寄りなのが本書。BtoBの巨人のセールスフォースを特に知りたければ、「セールスフォース」ということだろう。 まず、クラウドとは何かについてだが、これは決して新技術を言っているわけでもないし、含んでいる要素も様々(SaaS、データセンター、WEBアプリ、オープンソース、ネットブック等)であり、まさに雲を掴むようで定義は難しそうだ。 本書では、「ネットの持つ力を活用した、新しいコンピューティングの方法」と、サラッと書いてある。 ただ、シンクライアントの論理的帰結として実現したWEB2.0的な、世界のサーバー群を利用した各種サービスと言うことができるだろう。 クラウドの特徴について印象的であったフレーズを拾ってみると、 ・ブロードバンドの普及で、アプリケーションをパッケージで買ってインストールするということがなくなる(つまり、情報成果物の購入からダウンロード・サービスへ移行。常に最新版を使えるというメリット) ・iPhoneのよさは、新しい技術基盤だからできたこと(現在携帯電話で使われている技術は、十数年前のもの。新しいOSで解決可能)。 ・GMAILのすごさは、「ウエッブアプリでもローカルアプリと同様の操作性が実現できて、それがマス向けに提供できる」 ・2008年10月に出荷されたパソコンのうち、25%がネットブック・マイクロソフトの今後の中核技術は「ライブメッシュ」。データをネット上に置き、携帯電話やパソコンをシームレスに同期させる仕組み。 ・サービスの限界を決める要素が、ローカルの時代と大きく異なる。サービスの限界は「容量」でなくて「転送量」。 コアビジネス以外はアウトソースされていく時代の流れの中で、企業内システム部門の究極のアウトソースであるクラウド化は今後も進展するのであろう。 その中で、どのようなビジネス構造の変化が生じてくるのか興味津々である。 しかし、クラウド・ビジネスの革新・前進という意味で、日本企業があまり貢献していないように見えるのは残念なことであるし、一斉に後追いしているのは、見苦しいところである(やむを得ないのだが)。
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
IT業界はビジョンがお好き?,
By JBHHLW "OHMSS" (東京都杉並区) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: クラウド・コンピューティング ウェブ2.0の先にくるもの (朝日新書) (新書)
「クラウド・コンピューティング」web2.0の次のキーワードとして最近よく耳にする言葉です。グーグルの会長が口にして以来、次世代のIT業界のキーワードとして使われています。よくこの言葉を冠したセミナーが秋葉原近辺に限らず開催されています。
10年ぐらい前に言われていたネットワーク・コンピューティングと同じ話のような気がします。いわゆる、ASP、アプリーケーション・サービス・プロバイダの話ですよね。 web以前にも社内ネットワーク上のクライアント・サーバー環境で同様の話がありました。いわゆる100ドルパソコンの話です。クライアントにはハードディスクも高性能のCPUも要らないと言う訳です。この後インターネット環境が進展して、Jabaが進化して、紆余曲折があって、現在に至って、改めてという話ですね。新しい皮袋に古いワインがはいっているような、古い皮袋に新しいワインが入っているような・・・・ IT業界では、夢のような次世代、未来の話がよくあります。後で振り返ると昔の未来、つまり現在はいつも違った形になっています。この手の話で投資家の期待が集まり、お金が集まっていたのが、いわゆるITバブルですね。どちらにしても、21世紀になっても夢のような未来が語れるというのはいいですね。夢のような未来の話は20世紀で終わりかと思っていました。
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