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クラウド「超」仕事法 スマートフォンを制する者が、未来を制する
 
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クラウド「超」仕事法 スマートフォンを制する者が、未来を制する [単行本(ソフトカバー)]

野口 悠紀雄
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商品の説明

内容説明

スマートフォンがあれば、テレビ局で説明パネルを急遽作ることや、旅行先で常用している薬を知ることができます。旅先で秘密の階段を発見したり、複雑怪奇な道であっても迷うことなく目的地に行くことができます。3ヵ月先のスケジュール表や今日の午後の予定を簡単に確認することも一瞬です。    これらのことは、いたって簡単。スマートフォンは、使いこなす必要はないんです。    では、どう使えばよいのか。クラウドサービスのGメールとグーグルカレンダーを使うだけで、仕事効率は飛躍的にあがります。
『「超」整理法』『「超」勉強法』などのミリオンセラーを持つ野口悠紀雄が、クラウドサービスを日常の中でどう活用できるかを具体的に論じています。    その方法は、今日からあなたの生活スタイルを一変させるものばかり。また、クラウドは、タイムマネジメントの面でも新しい世界を切り開きつつあります。    日本の停滞と衰退の大きな原因であるITの遅れは、クラウドの利用つまりスマートフォンひとつで挽回できると言っても過言ではありません。    クラウドを仕事で使う方法がわかれば、あなたの考え方、働き方が大きく変わります。メディア、企業活動、社会構造とクラウドの関係について取り上げた部分では、あなたの仕事を充実させるヒントが満載。明日からできることが書かれています。    未来を変えたいすべてのビジネスマンに向けた一冊。ぜひ手にとってみてください。

著者について

野口 悠紀雄
(のぐち・ゆきお)    1940年生まれ。東京大学工学部卒、エール大学Ph.D.(経済学博士号)取得。大蔵省、一橋大学教授、東京大学教授、スタンフォード大学客員教授、早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授などを経て、現在早稲田大学ファイナンス総合研究所顧問。一橋大学名誉教授。専門はファイナンス理論。『「超」整理法』『「超」勉強法』等ミリオンセラーのほか、著書多数。「超」整理手帳は、発売から17年のロングセラー手帳。    公式ホームページ『野口悠紀雄Online』http://www.noguchi.co.jo/

登録情報

  • 単行本(ソフトカバー): 306ページ
  • 出版社: 講談社 (2011/11/25)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4062172895
  • ISBN-13: 978-4062172899
  • 発売日: 2011/11/25
  • 商品の寸法: 18.8 x 12.8 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (12件のカスタマーレビュー)
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 タイトルにひかれて買ってみたが、クラウドを使っているものなら普通に知っているような情報しか書いていない。普遍的な「知」が書かれていないだけでなく、消耗品的な「情報」も薄いと思った。
 そもそも、この人の著書で、「超」と題するのにふさわしいのは、『「超」整理法』一冊だけだと思うが、今回の本ほど「超」とのギャップが著しいものはないのではないか。
 何より、自分の手帳の宣伝にかなりの紙面を割いているのがとてもいやらしい。あと、編集面では、図がごちゃごちゃしていて見にくい。
 ただ、この人の特長として、教養を感じさせるコラムがあり、今回もBOXesと題したコラムの中に面白いものがあった。今後は、このような軽薄な本ではなく、集大成となる骨太な本を執筆されることへの期待を込めて、☆1つではなく、2つとした。
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51 人中、36人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
過去、「『超』整理法」シリーズとして、1993年の「『超』整理法」、1995年の「続『超』整理法・時間編」、1999年の「『超』整理法3」の後、2003年の5/7/9/11月にそれらの文庫版が「『超』整理法1」〜「『超』整理法4」として再整理のうえ出版されています(この際に若干加筆)。

その後、2006年10月の「『超』手帳法」にて、手帳によるタイムマネジメントについて最初に書かれた「続『超』整理法・時間編」で主張したことを中心に、他の「超」整理法シリーズで主張してきたことが、とりわけIT関連機器の進化を考慮して最新化されています。

さらに、2008年10月に出版された「ジェネラルパーパス・テクノロジー―日本の停滞を打破する究極手段」において「新しい情報通信技術であるITは、GPT(general-purpose technology:一般目的技術または汎用技術)であるために組織や社会の構造と密接な関係があり、社会組織の大きな変革がないとIT導入の効果が発揮できない」とし、日本(とりわけ政府)のIT活用が如何に遅れているか鋭角的に論じられています。

今回の「クラウド『超』仕事法」は、これまで上記の書籍によってなされた主張と完全に整合しており、1993年から2011年までの18年間で、仕事の生産性を高めるために如何に最新のIT技術を工夫して取り込み、野口先生が自己の仕事のスタイルを如何に変化させてきたか俯瞰することができ、非常に勉強になります。

とりわけ、iPhone、iPadを端末(ユーザーが使うデバイス)として活用できるようになってからの情報一元化や検索性の向上による「作業にかける時間の削減」によって生じる「考えるための時間の増加」を最大限に意識したいと感じました。

如何にITが進化しようとも、もっとも素早く的確に気づきを書き留められるのは紙のメモであること、また、ある程度の長さ以上の文章は紙に出力しないと鳥瞰できないこともこれまで同様に一貫して主張されており、単に「ITが進展したからすべてペーパーレスに」と現場の仕事をイメージせずに机上の空論を述べるアナリストとは一線を画し、実務をこなしてきた実績から語られる仕事法は非常に説得力があると思います。

一方で「クラウドは小企業に有利に働き、恐竜型大企業を駆逐する」という主張には違和感を覚えました。

大企業の情報システムは、競争領域において他社と差別化を図るために他社とのシステム共通化を避けているのであり、ほぼ同一業務仕様のシステムを小規模の複数法人でシェアして活用する小規模クラウド型システムの形態とは違う種類のものであると考えます(もちろん、メールシステムなど非競争領域の共通化は推進すべきであり、実際に実現されています)。

例えば、クラウド型システムの形態として、3000万件を超えるようなデータベースを夜間バッチで毎日メンテナンスしなくてはならない情報システムを、同業の複数法人が同一システム仕様でシェアすることは極めて困難で、どうしても大企業固有のシステム化要件を満たすために、オンプレミス(自社保有システム)として構築するしかない場合が多いと考えます。

加えて、そのシステムをサービスイン後に継続的に運用管理できるか否か、初期投資と経常経費を踏まえて投資判断を行ったうえでオンプレミスのシステムを構築するため、クラウド型のシステム形態を選ばないからといって投資効果が低いというわけではなく、システム化要件に沿ってクラウド型とオンプレミスを並存させるということが合理的と考えますので、クラウドが恐竜型大企業を駆逐するという文章はややいきすぎではないかと考えます(もちろん、本文に書かれていたとおり大企業が意思決定プロセスの遅さによって滅びるということは事実と思います)。

この点以外はすべて合意できる内容であり(大企業にはもちろん「クラウドフォビア」は存在する)、非常に興味を持って読むことができました。特に、ニューヨーク・タイムズの電子版では1851年から1922年までと、1987年から現在までの記事検索ができることや(中間の年次については、記事の概要が表示されるのみで、記事内容は有料とのこと)、日本橋コレドビルにある早稲田大学大学院ファイナンス研究科の講義がネットにあがっていることを知り、クラウド下においてPCやiPhoneがさらに魅力を増すことを十分に感じています。

野口先生はこの本で「一生時計」(一周が80歳=12時間となっている時計)において既に22時半ごろを指しており、残された時間を有効に使うために、毎日この時計を見たいと書いておられます。

野口先生の本は非常に勉強になるため、今後とも健康を維持してこれからもずっと執筆して頂きたいと切に願います。
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4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
「超」整理法シリーズの著作で有名な野口悠紀雄氏のクラウドに対する認識および活用事例を知る目的でこの本を読んだ。

Google機能を有効的に生かすためのスマートフォン利用事例としては一般的な内容であるけれども「第4章:考える環境を作る」で紙媒体の価値を再認識できた。人間の思考は「アナログ回路」である。よって人と話し合ってお互いの意見をぶつけ合ったり紙メモへの手書きで自分の考えやアイデアをまとめる方が生産性は高い。が、それはクラウド環境では馴染まない。例えばiPad手書き機能は無理やりiPadを利用しているだけである。自分の考えやアイデア作成まではアナログ環境で完結させ、出来上がった考え・アイデアの発信や保管にデジタル環境を活用している野口氏の事例は理に適っている。

「第5章:クラウド時代に生き残るメディアは何か?」で述べられている新聞の価値と改善点の指摘は参考になった。Webで提供されるニュース一覧リストやキーワード検索から得られる情報(=プル情報)からは自分が見えていない、あるいは知らない世界の情報は入手できない。それに対して新聞はレイアウトや見出しデザインから発信される「アナログ的な雰囲気情報」(=プッシュ情報)で重要情報の存在を知せてくれる。しかしながら最近の電子新聞は紙新聞のレイアウトで配信されるのでおそらく将来的には紙新聞の必要性は薄れていくと思われる。

クラウド環境を「道具」として使いこなす事は「当たり前」であるが、自分の思考の生産性を高めるためにクラウド環境の特性を理解しどのように利用するかを再考する一助に本書は役立った。
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