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最も参考になったカスタマーレビュー
18 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
傑作,
By カスタマー
レビュー対象商品: クラインの壷 (新潮文庫) (文庫)
この本は、ミステリというよりは、サスペンスと呼んだほうが合うかもしれません。たしかにミステリの要素はありますが、犯人が誰かを見つけ 出すという物ではありません。 ですが、ジャンル分けなんてどうでもいいことなのでしょう。 決して短くはない量を、苦もなく読ませてくれる作者の文章力。 綿密に調べられた情報を元に、練り上げられた構想。 そして、SFという特殊な設定にもかかわらず、完璧なまでの整合性もって コンビを解消してしまったことが、本当に悔やまれます。
20 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
89年の作だが,
By
レビュー対象商品: クラインの壷 (講談社文庫) (文庫)
触覚、嗅覚、味覚まで実際に体験できるヴァーチャルリアリティ・システム『クライン2』の製作に関わることになった彰彦。テストプレイヤーとして参加していくが…。あまり作品のネタバレはしたくないのだが、内容としては崩れ行く自我、自己が描かれている。岡嶋二人名義ではあるが、実質的には(現PN)井上夢人が一人で書いていたらしいが、確かにこのテーマ自体は、『メドゥサ、鏡をごらん』であるとか、『プラスティック』であるとかに通ずるものがある。既に、井上夢人の作風というものが出来上がっていた、ということをこの作品を読むと感じることができる。 この作品が書かれたのが89年。「ゲームブック」という単語であるとかに時代を感じる部分がないわけではないのだが、文章自体に古臭さを感じることはない。むしろ、まだファミコンソフトが最新のゲーム機であったようなこの時代に、実体験できるゲーム機、というアイデアで作品が描かれた先見性に脱帽せざるを得ない。 現在でも十分に楽しめる作品だと思う。
5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
非常に面白い。,
By うろんな客 (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: クラインの壷 (新潮文庫) (文庫)
何冊か推理小説を読んでいると、「展開が途中で読めて面白くなかった」小説というのもたまに、あります。この小説も、同じようにラストというか展開が途中で分かってくる方も多いのではないかと思います。でも、最高傑作というのはそれでも面白い。まず、設定がずば抜けて面白い、伏線の張り方および回収の仕方、最高です。20年近く前の作品ですが、ミステリ好きなら読むべき一冊だと思いました。
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最近のカスタマーレビュー
5つ星のうち 5.0
正しいことは何ひとつ証明できない。
読みやすい平易な文章。 もともとSFは好きだが、 なかなか面白い。 解説にもあるように、... 続きを読む
投稿日: 1か月前 投稿者: 斉藤竜次郎
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