著者の一人であるパパこと前之園多幸先生は何年も前から、僕たち夫婦の主治医である。
僕はアメリカクライミングツアーで肩を壊し、あちこちの病院をてんてんとしたけど「五十肩です。お大事に・・・」と言われるだけで一向に良くならず、最後にすがりつく思いで先生の病院にたどりついた。
結論から言うと僕の肩はもう治らないそうだ。クライミングを続ける限り、だましだまし付き合っていくほかはない。(今は小康状態である。週一回ぐらいの本気トライではそんなにひどく痛まなくなってきた。)
当たり前のことだけど、医者と患者の間には、絶対の信頼関係が必要である。(クライミングのことが本当にわかってくれているということがどんなに勇気を与えてくれるだろう。)
先生の「これからも登っても大丈夫だよ!」と言う言葉が多くのクライマーの希望である。