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著者は哲学の研究者で、父親は高名なラビだそうだ。そういった、ユダヤ教や神学が骨の髄まで染みこんでいる人でなければ書けなかったであろう力作。
読者にも、それなりの知識と体力を要求する。
連続殺人や、イエスの正体といった謎はぞくぞくするほど魅力的。
特に、「薔薇の名前」を夢中になって読んだ人なら、この本も絶対に気に入るだろう。
キリスト教について興味なかったり知らない人はつらいかもしれないけれど、読んでいるうちに知識はついてくるし、これは読んだほうが良いと思います。
一番初めに、ラビの死、そしてその犯人が自分であることを明かしていることが、最高に良かった点だと思います。あれがあったから、謎が謎を呼びながらもピンと張った糸の上を歩いていられた。
鳥肌モノです。キリスト教関係者は恐らくこの本を邪悪だということでしょう。
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