出版社 / 著者からの内容紹介
ぐいぐいと草をかきわけて進むクマ。風のわたる草原で遊ぶ親子のクマ。どんどん川をのぼってくるサケをつかまえるクマ。今この瞬間も、遥かな北の大地で、クマが生命のいとなみを続けています。 著者の星野道夫氏は、19歳のとき初めてアラスカを旅し、その後アラスカに移り住んで、大自然の中を歩いてきました。ある時は草むらをへだててクマと向き合い、ある時はたがいのいる場所を気にしながら、ともに秋の実をむさぼり……。そして彼は気づきます。クマとひととの間には踏み込むことのできない壁があることに。でも、夜の闇の中にクマの気配を感じ、テントの中で耳をすましていると、自分が動物になったような気がしてくるのです。 アラスカを歩き、クマを見つめ、クマに見つめられてきた彼が、子どもたちに遺したメッセージ。『アラスカたんけん記』『森へ』(たくさんのふしぎ傑作集)の星野氏の最後の写真絵本。
自分で読むなら:小学中学年から
内容(「BOOK」データベースより)
アラスカの大自然のまっただ中に身を置き、悠久の時のかなたから響く声に耳をすまし、闇にひそむ動物たちの鼓動にわが身の鼓動を重ね、凛とした言葉と永遠の今を捉えた映像を残して、遠い世界へ旅立った星野道夫。その彼が、小さな人たちの魂にまでとどいてほしいと願った祈り…。小学中級から。
内容(「MARC」データベースより)
アラスカの大自然のまっただ中に身を置き、悠久の時のかなたから響く声に耳をすまし、闇にひそむ動物たちの鼓動にわが身の鼓動を重ね、凛とした言葉と永遠の今を捉えた映像を集めた写真集。98年刊の再刊。
著者について
1952年、千葉県生まれ。1976年、慶応義塾大学経済学部卒業。1978年、アラスカ大学野生動物管理学部入学。以後、アラスカの自然と野生動物をテーマに、撮影活動を続ける。写真集に『グリズリー』『ムース』(平凡社)、『Alaska極北・生命の地図』(朝日新聞社)、『Alaska風のような物語』(小学館)、著書に『イニュイック』(新潮社)、『ナヌークの贈りもの』(小学館)、『アラスカたんけん記』『森へ』『アラスカ 光と風』などがある。1986年第3回アニマ賞、1990年第5回木村伊兵衛写真賞を受賞。1996年没。