アルトマンという監督がどんな作品作りをするのか全く知らずに観ました。
で、観終わってからアルトマン作品について調べたら、噂どおり、最高に面白い作品ばかりで、本作は見事、私のツボにはまりました。 どこを切っても無駄なエピソードがなく、人物それぞれの個性が十二分に生きてます。
ドタバタしているわりには、1パートが長いのでカメラの切り替わりでコメディにありがちな「目がまわる」こともありませんでした。
なにより配役がよかったです。 ボーイッシュなんだけどキュートで奔放な女の子にリブ・タイラーが、ハンサムなんだけど、間抜け、けれど彼女(リブ)にぞっこんな(いつもべたべたしてる)保安官にクリス・オドネル、強欲で見栄っ張りな伯母さんをグレン・クローズが、ほかに!もジュリアン・ムーアなどなど・・・脇役なんかいません。 みーんな主役という感じ。 ただのドタバタコメディじゃなくて、シリアスな部分、親子関係とか、友人関係、人物の相関図がちゃんとバックグラウンドにあり、この脚本の構成力には感服。 まったく他人だと思っていたエマとその友人が実は従弟同士だったなんてご都合主義みたいだけど、そうは感じさせないところがまたいい。 どこを切っても面白くて楽しくて、だけど、最後はちょっとしんみりと浸れる作品です。
特典映像が楽しいです。 ゲームに勝たないとメイキングが見られない(笑)