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クスリに頼らなくても「うつ」は治る
 
 

クスリに頼らなくても「うつ」は治る [単行本(ソフトカバー)]

泉谷 閑示
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,500 通常配送無料 詳細
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クスリに頼らなくても「うつ」は治る + 「普通がいい」という病~「自分を取りもどす」10講 (講談社現代新書)
合計価格: ¥ 2,277

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商品の説明

内容紹介

人はなぜ「うつ」になるのでしょうか。
その人の生まれ持った気質のせい?それとも置かれている環境のせい?
どれも一因があるとは言えますが、
うつになる本当のカラクリは人の「頭」と「心」と「身体」の中にあります。

病の治癒はあくまで本人の自然治癒力によって成し遂げられるものです。
「うつ」も例外ではなく、真に治療に求められるのは、そもそも「うつ」が
その人に生じたのはなぜだったのかを探索し、自然治癒力を妨げてい
るものが何であるのかを明らかにしていく、緻密で丁寧なアプローチ
です。「病という対象を異物として取り出し、それをコントロールし、ね
じ伏せる」のではなく、なぜ私たちの内側から「うつ」は生じるのか、こ
の疑問に真正面から立ち向かうことから始めていかなければなりません。

本書は「うつ」を「脳内セロトニンのアンバランス」といった説明で済ま
せるのではなく、なぜ発病以前にはなかった「アンバランス」がその人に
生じたのかという問いに対する本当の答えを明らかにします。それを理
解することにより、クスリに頼らない療養のポイントや周囲の人たちに
必要な認識、予防的観点がよくわかるはずです。さらに現代のさまざ
まな価値観や社会システムが「うつ」を産み出す母胎になっているこ
と、本当に「うつ」が治るとはどういうことなのか、「うつ」から脱した後
に人はどのように生きていくのか等幅広いテーマに対応しています。

これまで類書で十分な手応えが得られず不満に思っていた方、治療
についてどこか判然とせず新しい手掛かりを求めている方、身近に
いる「うつ」の方にどう接するべきか悩んでいる方、「うつ」や自殺等が
増えてきているという社会問題について考察を深めたい方等にお薦めです。

内容(「BOOK」データベースより)

これまでのうつの説明に納得がいかない人のための本!対話だけで完治させる話題の精神科医がこころを晴らす新常識を明かします。

登録情報

  • 単行本(ソフトカバー): 240ページ
  • 出版社: ダイヤモンド社 (2010/11/12)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4478011702
  • ISBN-13: 978-4478011706
  • 発売日: 2010/11/12
  • 商品の寸法: 18.4 x 13.2 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 79,433位 (本のベストセラーを見る)
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28 人中、24人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
いたずらに長引く「うつ」から抜け出すヒントはないものかと、読んでみました。結果、非常によい本でした。「うつ」に悩むすべての人にお薦めしたいです。

著者は、現代人は「頭」と「心=身体」が乖離しており「頭」の支配に「心=身体」がストライキを起こした状態が「うつ」であるとしています。 「頭」は世間の常識、社会への適応、経済効率などを代表しています。 それに対して「心=身体」は人間が本来持つ欲求、動物的本能などを代表しています。 人間は動物であるのにかかわらず、本来持つ欲求をないがしろにしていて、とても不自然な状態にあるようです。著者は「適応」とは「麻痺」という側面があると言っていました。このように、現代社会に生きるとは、人間が本来持つ欲求を麻痺させているということです。

「治る」とはこの状態から抜け出し、新しい生き方を見つけることを意味し、決して元の状態に戻ることを意味しません。 尚、タイトルの「薬に頼らず」は薬に頼るのではなく薬を活用して、さらに生き方をも変えて治すということで、薬物療法を否定する立場ではありません。
このレビューは参考になりましたか?
15 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 333
週5日は起き上がれず、家事さえできない…明らかにおかしな状態なのに、うつ病と診断されるのが怖くて2年弱も病院に行けませんでした。
そんな中、図書館でふと手に取った一冊がこれです。

今まで自分が「こう!」と信じ切って生きてきた価値観を改める決意を、この本が与えてくれました。
この本をきっかけに通院の勇気をもらい、これまでの人生で初めて、羽が生えたように楽に生きられるようになりました。

うつ病をただ単にrepair(「修復」するだけで再発してしまう状態)するのではなく、reborn(生まれ変わる、つまりうつ病の根を取り払い新しい自分となる)ためのキーが、あらゆる言葉、例、格言をもって書かれています。
この本を読んで私は、うつ病は自分に必要だからやってきたのだ、と確信しました。
この本にも書かれているように、「うつ病をしっかりやってみる」ことによって、自分は全く違う価値観を構築し、人間として一回りも二回りも大きくなることができるのだろう、と。

うつ病には自分に合った医師が大事、とどこかで見たので、何件か回ってみましたが、泉谷先生のような考え方で患者に接してくれる先生はなかなかいませんね。泉谷先生のカウンセリングは高すぎて踏み切れず残念です…。
ですが、本だけでも十分だと思いました。
本当に、全てのうつ病患者の方に手にとっていただきたい一冊です。
このレビューは参考になりましたか?
10 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
著者はベテランの精神科医、といっても、精神病の根本原因にアプローチするために、カウンセリングを中心とした「精神療法」に携わっておられます。処女作の『「普通がいい」という病』がすばらしく、このたびも出版されてすぐに購入しました。

タイトルはおそらく出版社側の戦略でつけたものなのでしょう、この本は、決して「どんなうつでも、薬なしで治る」というようなことを主張しているわけではありません。むしろ、うつのタイプによっては服薬が必要なものがあることを説いていますし、その場合、患者の判断で安易に服薬をやめることを戒めています。

とは言っても、近年、「非定型うつ」(俗に言う「プチうつ」)のような、従来の抗うつ薬が効かないような新しいうつ病が現れてきたのも事実。たとえば、「旅行には行けるのに仕事にはどうしても行けない」というような、周囲の理解がこれまで以上に得られにくいようなタイプのうつ病です。そうしたうつ病も含め、彼は、あらゆる精神疾患に対して、病気を引き起こした根本の原因を見出すことを強く主張しています。結局のところ、それは、社会生活を送ったり人間関係を築くときに不可欠な「頭」の抑圧に対する、「心=身体」のストライキや反逆だというのが、彼の議論の核です。

うつとは、「頭」のコントロールに対して、「心=身体」がストライキを起こしている状態である…これは、上述の『「普通がいい」という病』でも述べられていることですが、改めて肝に銘じておこうと思いました。

誰にでもわかるような易しいことばで書かれた本ですが、ベテランの精神科医として、人間への深い洞察に満ちています。決して安易で胡散臭い自己啓発本ではないので、タイトルで敬遠してしまわないでください。(それにしても、何でこんなタイトルをつけたんだろう…)

ニーチェやルソー、茨木のり子、漱石や鈴木大拙なんかからの引用も多く、哲学や文学からも多大な影響を受けた著者の味がよく出ています。それでも、ほんとにとっても易しく書かれた本で、2時間もあれば読めちゃいます。

『「普通がいい」という病』とともに、心のエネルギー不足でどうしようもなくなった経験がある全ての方にお勧めしたいです。きっと、これから生きていくうえでの大切なヒントをいくつも得られるに違いありません。
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