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6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
傑作。派手さはないが、静かに心を打つ。,
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レビュー対象商品: クジラの島の少女 [DVD] (DVD)
ニュージーランド映画を初めて見ましたが、素晴らしかったです。主人公のケイシャがアカデミー主演女優賞に最年少でノミネートされたと聞きましたが、納得の好演です。また、他の出演陣も、現地のマオリ族出身者で固められている点も、こだわりを感じました。 テーマは「移り行く伝統」です。「クジラに乗ってやって来た英雄の子孫」である村を舞台に、「一族を率いる責任感と無力感に打ちひしがれる老指導者」、「期待に応えられず、村を去った後継者」、「男系の指導者一族に娘として生まれ、老指導者への申し訳ないという気持ちと、期待に応えたいという情熱を持った少女」、「少女を見守る、老祖母」達が、過疎に悩む村の将来と、アイデンティティの喪失に怯えながら、本気で悩み、皆の進む道を見い出して行きます。 神秘的なクジラの伝説は素敵なアクセントの役割を果たします。 少女(主人公)の呼びかけに応えて海岸に現れたクジラ達を救おうとして果たせぬ村人達。 その中で、少女は、ただ、クジラの背によじ登ります。 そして...。 透明感のある素晴らしい作品です。みんな、村を思い、一族の伝統を大事にしている。そして、現代でどう生きるかを迷っている...そんな気持ちが痛いほどによく伝わって来ました。 オール・タイム・ベストとなるであろう傑作です。
6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
未来を作るのは私たちひとりひとり,
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レビュー対象商品: クジラの島の少女 [DVD] (DVD)
美しい映像、丁寧に描かれたストーリー、演技など、どれをとっても、製作に関わった全ての人が本当に大切に作り上げたのだということがひしひしと伝わってくるすばらしい作品です。パイケアを演じたケイシャ・キャッスル=ヒューズの演技に涙した人も多いのではないでしょうか。特に、発表会でおじいちゃんに捧げる作文を読むのに、おじいちゃんがその会場にいなくて悲しさのあまり泣き出してしまうシーンは、涙なしでは観られません。 自然と共に暮らしていくこと、伝統を受け継いでいくことの難しさなど、この映画にはいろいろなメッセージが含まれていますが、私個人としては特に「今、私たちの社会が必要とするリーダーとはどんな人物なのか」ということを問いかけているように思えました。 主人公の少女パイケアが言ったように、どんな強く賢いリーダーが現れたとしても、そのリーダーが一人で頑張っていたのではきっとつぶれてしまいます。リーダーは一人でなくてもいい、私たち一人一人がリーダーになって力をあわせていけば、きっと未来は開かれるはず。それは小さな会社やグループにしても、国、世界全体にしても同じ事なのではないでしょうか。私たち一人一人は小さいけれど、確かにみんなこの世界の一部なのだから。そういった意味でこの映画は、観た後で「あー、いい映画だった!」で終わってしまうのではなく、「じゃあ、私には何ができるんだろう?」と考えるきっかけを与えてくれたように思います。
5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
クジラと融けあう,
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レビュー対象商品: クジラの島の少女 [DVD] (DVD)
ニュージーランドの小さな村。村を出て行く若者が相次ぎ、代々伝わる古い伝統も忘れ去られようとしている。村の将来に危惧を抱いた族長、コロ(ラウィリ・パラテーン)は、村を救うに足る才覚を持った後継者探しに乗り出す。後継者としては文句のない血統の孫、パイケア(ケイシャ・キャッスル=ヒューズ)を無視して……。理由は、パイケアが女だから。それでも強いバイタリティーと使命感で、村の古い因習からくる偏見と闘い、後継者を志すパイケア。はたして彼女は女でも後継者として認めてもらえるのだろうか。という、本作『クジラの島の少女』のストーリーにしても、本作で監督と脚本を務めるニキ・カーロが、ハリウッドデビュー作として、シャーリーズ・セロン主演で最初に大企業からセクハラ訴訟で巨額の賠償金を勝ち取った実在の女性の映画の監督に抜擢されたということを見ても、そこには、あからさまなフェミニズムを図らずも感じてしまいそうなのだけど、恐れることなかれ。少なくとも、この『クジラの島の少女』には、フェミニズムを超越した、神秘的な感動がある。 現代にあって廃退を余儀なくされる村を舞台にして繰り広げられる、現代文化と古い伝統の葛藤。民謡、踊り、槍術といった古い伝統は、最初こそ目が慣れるまで時間が掛かる。しかし、やがてその中に、力強くも洗練された「美」を見出し、あとは、ただただ圧倒されてしまう。そして、村で起こる文化の葛藤やなんかを、すべて包み込むように出現する大きな神秘。その包容力は、新しいものと旧いものを融けあわせ、なによりもまず、人々の目を希望へと向けさせるのだ。僕たちは、こういった、村の「美」と「希望」を、映画に登場する「若い世代」と同じ速度で学んでいく。そんな二時間のユートピアを目の当たりにしたとき、僕たちは知らず知らずのうち、クジラの島の住人になっているのだ。
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最近のカスタマーレビュー
5つ星のうち 3.0
グレートジャーニー
ニュージーランドのマオリ族の優しい人々がでてきます。ゆっくりした映画です。... 続きを読む
投稿日: 2007/7/22 投稿者: Cafe Red Sky
5つ星のうち 3.0
目には優しく、心は虚しく
悪くはない、でも観客賞を取ったりアカデミーにノミネートされたりするほどとは思えなかった。... 続きを読む
投稿日: 2007/7/20 投稿者: 柴犬
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