エイリンとユーミルの二人が交代しながら闘います。いわゆるタッグ形式で、二人で一人分の体力を消費します。
エイリンモード、ユーミルモードを切り替える、一種のモード持ちキャラと見ることもできます。
機動力、攻撃力、防御力と全てがそこそこ高く、スペックを見る限りではとても優秀な部類に入ります。
攻撃面は基本的に近距離型ですが、遠距離にもクリティカルを狙えるだけの大技が存在し、遠距離型のキャラに逃げられても苦になりません。そもそも突き系が強力なので相手もおいそれとは下がれません。
また26番の行動が、スコアのある防御行動ではなく、プラスの修正値を持った完全な攻撃行動になっているので、44,48,6番に対しての強力なカウンターになり得ます。(しかも成功すると2ターン拘束のおまけ付き!)
防御に関しては相当しっかりした防具をつけているようで、被ダメージは低く抑えられています。
しかも防御力だけでなく、回避能力も驚くほど高く、特に遠距離での回避結果は目を疑うほどです。
身長が他の多くのキャラよりも低いですが、元々クイーンズブレイドルールでは身長差による損益が少なめに調整されているので、大して不利とは感じません。(むしろスペックの高さが、身長の低さを補って余あります)
しかし実際に使ってみると、これが少々使い難いのです。
最初に一種のモード持ちキャラと書きましたが、エイリン⇔ユーミルの交代が完全に自由というわけにはいかず、それ故に攻撃行動の選択肢が狭いのです。
さすがに他のモード持ちキャラのように遠距離に行く必要こそありませんが、どちらかの攻撃が成立し続けている限りは、相方と交代することはできません。
一旦移動するか、攻撃を食らうかしないと相方にタッチができないのです。
さらに、ユーミルに使用回数があるのもやっかいです。火炎壺を三回投げると、それ以降は(例え火炎壺を使わない行動であっても)ユーミルが絡む行動を選択できなくなります。
ユーミルが使えなくなると、攻撃手段が半分程度に減ってしまうので、火炎壺はおいそれと使いきれません。
また、先に書いた強力なカウンター技である26番も、二人が同時に動ける時にしか使えないので、実際の使用タイミングはかなりシビアです。使いたい時に使えないこともざらです。
幸いなことに回避能力が高いおかげで、それほど高いリスクを負うこと無くキャラチェンジは可能です。
攻撃に回避を適度に織り交ぜ、エイリンとユーミルのどちらも選択可能な状況を増やせれば、行動制限のきつさもある程度は解消できます。
Wプリンセスによるヒット&アウェイで、対戦相手を翻弄してあげましょう。
スペック自体は高いので使いこなせれば相当に強いでしょうが、そもそも使いこなしが難しいので、どちらかと言えば上級者向けの本だと思います。