この本が他のQB、QBR、QGシリーズと違う点は、大きく二つ。
一つは、キャラが二人いて事実上初のペアマッチとなっている点。
今までも、ユイット&ヴァンテ、ターニャン&サイニャン、エイリン&ユーミルといったコンビキャラはいましたが、あくまで体力は一人分でした。
しかし、カーチャ&華はそれぞれに体力が設定されています。
そしてもう一つは、攻撃にソーマ消費と言うオリジナルパラメータが存在することです。
攻撃が成立するごとに規定量のソーマが減っていき、ソーマが0になると攻撃ができなくなります。プレイヤーはソーマを補充しながら闘わなければなりません。
体力は二人に設定されているものの被弾箇所の総数は増えておらず、頭と胴のダメージがカーチャに、腕と脚のダメージが華にというように、本来一人分の被弾箇所(ダメージ)が二人に振り分けられます。
カーチャの体力が0以下になることで勝負がつき、負けになります。
また、華の体力が0以下になると、ソーマの補充が一切できなくなります。
防御面では(二人分の総体力が多いためか?)装甲値が非常に低く設定されています。それも、生半可な柔らかさではなく、全QBシリーズ通してもワースト1,2を争うぐらいの脆さです。(ヨロケでも手痛いダメージを食うので回避は正確に!)
一方で攻撃面ですが、ソーマ消費というデメリットがある割にはとりたてて修正値は高くありません。せいぜい中の上ぐらいです。その上、条件を満たさないと使えない条件付きの技が5種もあり、さらに条件成立の為の予備動作として2種類の行動が割り振ってあるので、常時使用できる攻撃はかなり減ってしまっています。
防御面で不安があるためカーチャ側としては短期決戦に持ち込みたいものの、特に高いとはいえない修正値や、ソーマ補充や予備動作にターンを割かなくてはならないことからも、攻撃効率が良いとはいえず、なかなか速攻は決まりません。
カーチャは特徴は面白いものの使いこなしは難しい、そんな本です。