一巻のぶっとんだ冒頭に比べると、この二巻はえらく静かに始まります。
それでもそこはクインテットの二巻。そこら辺の凡作と比べてはいけません。
ハーレム展開でありながら、ラブコメ展開が発生しないというとても稀有な作品であるクインテット。
ですから昨今の主人公モテモテで優柔不断のようなものを期待する読者の方には、このシリーズはオススメできません。
なぜなら、主人公は超がつくほど自分の軸をしっかり持っており、尚且つ五人の少女に異性というより家族という認識に立っているからです。
今作は一巻で掘り下げられなかった操、遊恋子、ひだりの三人の話が読めます。
多くは語らないがどれも甲乙つけがたい内容です。個人的には第六話「監獄ハウス輪舞曲」が超オススメです。
遊恋子の超展開、どこまで真実かドキドキものの話になってるんで、遊恋子ファンは期待して買って下さい。
一巻を読んだ上でこの二巻を買おうと思っている方なら、ラストの展開にもついていけるでしょう。
普通の作品でやったら袋叩きになりそうだが、この世界観なら許せてしまう。
甘々でモテモテな作品に少しばかり飽きた方は、この作品を試しに読んでみると面白いですよ。オススメできます!
今作で居候娘たちも掘り下げ終わったことだし、続編にはえらく個人的に期待が高まる。
敬介のリベンジ、見れますよね?