すべての音楽好き、必読の書。ここ10年間の中で最も刺激的な書物。
「山下達郎」を単なる「シティーポップスの売れっ子」とか「アメリカンポップスオタク」だの、
「竹内まりやの旦那」ぐらいの認識しか持っていない人こそ読むべし。
彼がどれだけの「闘争の人=ロックの人」であり、時代を超えて「聴くのに値する音楽」を
いかに作り出しているかがわかるインタビューとサンボ山口君との対談あり。
湯浅さんやクレイジーの剣さんの愛情溢れるコメントもあり、この雑誌がいうように
「サブカルチャーの影のボス」という「ヤマタツ」の真の姿が浮き彫りになっている
好書。ところどころ泣けます。
意図してないだろうが、奥田民夫のインタビューも載っていて、世代間の温度差の違いや
熱量の違いが意外に好対照で面白く、「レイドバック」が実はファッションでしかないことが、
よくわかる。「眼から鱗ぼろぼろ」ですぜ、旦那。
私はこの本を読んだため、すっかり「ヤマタツマニア」です。